前回の手直し完成後、自宅での初速計測では絶好調だったのに試射会では弾詰まりが起こりまくった流速M4、今度こそはの気持ちを込めて手直ししました。
先ずはチャンバーパッキンですね、ライラクスのストレートチャンバーパッキンでは入り口がやや狭く、事前に少し拡大して有ったのですが試射当日の気温が低く恐らくパッキンが硬くなり弾詰まりが起きたと思われます。
今回は手元に有った宮川ゴムのフラットパッキンを使ってみますが、デルタストライクバレルにはズレ防止の突起が収まる溝が無いのでパッキン側の突起を落としてみました。
タミヤの薄刃ニッパーを使用。
余ってたインナーバレルにパッキンを装着したら、少しずつ捲って裏返して、切れ味の良いカッターやニッパーで突起を切除。
リューターを使い細目の砥石系で表面を均したらパッキンを元に戻して終了。
裏返してる内にパッキンが少し伸びた気がするけど気のせいだな
さて次、サイクルが予想より速過ぎた問題。
バッテリーを8.4Vに落とすのも手なんだけどレスポンスは落としたくないので、1枚セクカしてクラッシュ防止策とします。
エアの容量を確保してこその流速チューンなので、セクカによりピストンのストロークが減ってしまうのは本末転倒な部分は有ります。
ただ、使用しているアクセレートフルシリンダーは後端から少しの部分がテーパー加工されていて非圧縮領域となり、代わりにピストンの加速領域となっています。
これ、実際の動作時にピストン(のOリング)がシリンダー後端ギリギリまで仮に後退しても、実際にはシリンダーの容量全部のエアを使っている訳ではないって事です。
シリンダー後端ギリギリに加速ポート(切り欠き)が有るのと同じ。
なのでセクター1枚ぐらい良いっしょ、と言う軽いノリでセクカします
ピストンスピード落ちたらスプリングを1ランク硬いのにすれば良い訳だし。
リューターでスパッと。
今回は開放側をカットしました、分解ついでにでんでんむしを取り付けてメカボ組み込み。
一先ずスプリングはCNCの120のまま0.2gプラ弾で測定。
最大初速です。
割りとギリギリまで攻めた初速になってますが1枚セクカした割りに初速の変化もほぼ無く、以前よりフルオートによるピスクラの危険度も下がって良い感じ。
ただ、重量弾を使うとジュール値が変わる場合が有るので手持ちの0.3gバイオ弾の余り物で計測、
大丈夫でした!
初速こそ弾が重いぶん落ちますが、弾の持つエネルギーとしては変化なく規制値内で収まってます。
機関部はOK、試射会直前にAliで注文しといたボルトストップが意外と早く届いたので装着。
800円ぐらいでした、安いです。
これで準備万端
一応また来月に試射会に行く予定なので今度こそ、って感じで持ち込みます。
弾詰まり起きないと良いなぁ・・・。