えー、オッサン世代に刺さるタイトルにしてみましたが💧
整備した次世代G36、友人Yが引き取ってくれましたよ。
アレね、スナイパーライフル的な雰囲気にカスタムしてたんですね、それが我が家から旅立ってしまった訳でして。
やっぱり欲しいじゃないですか、スナイパーライフル的な物が。
今や一家に一梃ですからね、何処の家にも一梃は有りますし我が家にも無ければいけませんから。
別れが有れば出会いも有るのですよ。
まー、アレですね、マルイのM14は高いですからね。安いので十分なんです私ごときには

と言うのは半分本音で、海外製電動ガンの調整とか組み直しで性能を発揮させる作業を経験してみたかったのが残り半分。
CYMAのver.2メカボは単品で新品を購入しカスタムのベースにして奮闘中だし、それ以外にも同社製のストックやらグリップ等も買いましたが完成した銃としては初めて、しかも新品ですから

購入時に添付されてた初速証明書の通りぐらいの初速なのを確認。
世間で言われるより初速がやや低くサイクルは少し早い個体みたいですね箱出し状態では。
ちょっと構えたり金属バットの代わりに振り回しながら奇声を発してみたら重いですね、この子。
少しでも軽くすべく純正の20mmレイルを撤去してハンドガードをG&Pの普通のM14用に換装、アウターバレルもライラクスの物がセール中で爆安だったから購入&装着、それが最初の写真の状態。
一先ず分解してみます、そんなの見たらバラさない訳にはイカンのが心情ってモノですよ、箱出しの性能をチェックしたかったけどレンジに行って斜めに弾が飛ぶ銃なんか撃ってても面白くないっす。
写真下の汚ねぇティッシュ、小さく千切ったティッシュをバレルに詰めてパーツクリーナーを吹き込んで付属のクリーニングロッド(曲がり有り)を使って押し出して清掃した一発目なんですけどね💧
チャンバーとパッキン周りに気密取りとして使ってあった接着剤の塊、ティッシュの横に有る赤いカスがそれなんですが一緒に出て来ましたよ

接着剤のカスは恐らくチャンバー周りの分解中にバレル内に混入したんだと思いますが本当に汚ねぇっすな。
まー、バレル内の汚れは他メーカー製新品でも有り得る事だしバレル清掃はエアガンの始業前点検みたいな必要事項だと思います。
インナーバレル自体は転がしてみたら歪みこそ無さそうでしたがホップ窓に微妙なバリが有ったので軽く修正・研磨・・・しようと思ったら、窓の加工時(恐らく製造時)に付いたと思われる小さな傷を発見

この時点で何となく計測してみたら、バッテリーが満充電ではなかったんでサイクルは微減ですが初速が上がりましたね、バレル清掃とパッキン組み込み時にマルイ赤グリスを使った程度で、部品交換してなくてですよ。
とは言えバレル内部の傷も気になるし、オークションで落札したマルイ純正M14のチャンバー(中古)にライラクスの420mmバレル、更に手持ちの宮川ゴムの長掛けミドルパッキン(要カット)を組み込んでレンジに行く事にしました、チャンバーは給弾ルートに僅かに段差が発生して弾が上がらなかったので摺り合わせ調整済み。
まー、レンジでの筆下ろし前に完全箱出し状態ではなくなりましたな

念の為に少しずつホップを強めて行って最大の数値が95.7m/s、純正バレルより20mm短くなりますが内径が6.05mmと少しタイトになった結果ですね、パワーを上げる必要の無い十二分な数値です。
この際に付属マガジン(多弾)のゼンマイが捻じ切れたんですけどね

流石のチャイナクオリティ💧
雰囲気重視で買ったショートマガジン(スプリング式)が有ったんで、それだけで試射会に行きましたよ、装弾数が少ないからリロード面倒くせぇの何の

今回もNo.9さんに行ってみたんですが定例会が有ったらしく駐車場もほぼ満車、パパつと調べて比較的に近かったビームさんを初訪問してレンジを使わせて頂きました。
今回は動画とか無いんですけどね💧
CYMAのSOCOMに関しては購入前から割りと良い噂やら情報が散見されてて実際に使ってみても悪くはなかったですが、問題も有りましたね、やっぱり。
先ず命中精度ですが、影響する部分をほぼ全部換えたので問題も無く、左右のブレは皆無ながら限界までサイト調整しても少し上に飛んで行くクセが有る程度。
これはサイトの調整範囲の問題かも。
それでも40m先の小さめなターゲットにはちょいちょい当たるんで、インナーバレルの向きの微調整とかスコープ取り付けで十分っぽい。
国産パーツ最高

続いてメカボ。ノイズも目立たず好印象、使ってるぶんには全く問題無かったですな。
私が事前に得てた複数の情報から秒間10発程度のサイクルを想定してましたが、良い意味で裏切られた感じ。
チャンバー周りとバレルを事前に弄ってしまいましたが、その際に出力も上がったし申し分無いです。
ただし、別仕様のM4を作るのにベースにしてる同社のメカボックスが割りと良くないんですよ。
M14を開けてみないと判りませんが、軸受けの精度・ポリカ製のパーツ類の耐久性・ピストンOリングの悪さ等が気になったので同様の内容な可能性が有ります。
そしてセミオートでの運用メインなので、キレを良くする為にプリコックの導入も良いかも。上手く行けばモーターも交換不要で済みそうですし。
あ、G36から外したEG1000モーターが余ってたな、試しに付けてみても良いかも。
あと多弾マガジンは欲しいっす、買うならマルイ製かな💧💧💧
カスタムとかチューニングのプランを立てるのってワクワクしますよねー、エアガンに限らず

アレもコレもと考え出すとキリが無いし、それなら最初からマルイ製を買えよって言われそうなんですけどね。
手直しの手間とか部品代が本体価格の差額を越えてしまうとか、それでもマルイ製品の方が安定してたり精度も良かったりするのは解ります。
ただ、仲間の銃なんかを開けてて思ったのはマルイ製品が絶対に良いとも言えなかったし、そもそも改造大好きオジサンはマルイ製品だろうとカスタムしてしまうので、個人的にはアリかなと思いました。
まー、海外製品の詰めの甘さは伸び代でしか無いんで逆に楽しかったりしてますしね

ただね・・・
これ買ったのって、別仕様製作の為にCYMAのメカボを開けてアレコレ加工・調整する前だったんですが、その作業で割りと手間が掛かって心が折れそうになる経験をする前に購入を決意してたらマルイのM14買ってたと思います。
後の祭りって奴ですなw
総評すると、最低限の手直しで全然良い銃になりました。M14は暫くそのまま使ってても良さそうです。
先にパトリオットを仕上げたら別仕様のM4を完成させ、その次M14ぐらいかな?
いやぁ、手間の掛からないエアガンって最高ですよ
