えーー、数日前にですね、過去に書いたGSX-S1000Fのマフラー比較に質問コメントをくださった方がおられまして、自分がバイク乗りって事を久々に思い出した俺ですコンニチハ。

コメント貰わなかったら俺は単なるエアガン好きの単なる改造大好きオジサンでした。

ありがとうございますm(_ _)m














では今日もエアガンのネタを書きますネッ(๑˃̵ᴗ˂̵)




先日の試射会(※もう普通のテンションです)、暫定的ながらもほぼ仕様が決まったメカボでの文字通りに『試射』だった訳ですが、本当にバランスって難しい物だなと思い知らされました、改めて。

ライラクス製ハードシリンダー・typeEの推奨範囲内のバレル長3種類を試したら、予想してた247mmじゃなく良さげだったのは真ん中の229mmだったし滝汗

初速は92〜93m/sと良い感じだったし、ニッスイ8.4Vながら少し出力弱めな海外製バッテリーでサイクルも20発/sぐらい。

ウチのパトリオットは本体やバッテリーの個体差も有るのか、新品フルノーマル+新品純正ミニSバッテリーでサイクルは22発/s程度だったんで良しとしてるんですが。

そのバッテリーもAKうなぎタイプをストックインしたのでフロントヘビーも少しばかり解消、バイポッドを使わず終始遊べたので良かったんですが・・・

命中精度よね問題は

以前ハイサイ用0.9JスプリングLのみを組み込んだ時は、スリックパッキンに面タイプの押しゴムの組み合わせで30m先のターゲットまで真っ直ぐ弾が飛んでったのに。

アレもコレも改造したから原因の特定が面倒だけど、とにかく左右方向のバラ付きが出ちゃってねー。

終いには気に入ってた面ホップをやめてVタイプのパッキンに純正の押しゴムのセットに戻した方がバラ付きが減る始末チーン

バラ付きが無くなった訳じゃなく、減った程度ですけどね。








真っ直ぐ飛んでた頃はフロント周りの外装もパトリオットのままだったんで、インナーバレルの保持剛性や保持位置が良かった可能性も有ります。

重量弾を使ったところで1グラムにも満たない樹脂製の弾、射出エネルギーも含めて色んなバランスが良くないと真っ直ぐ飛ばないんでしょうかね、出力が強ければ良い訳でも無さそうな。









外的要素として、まず上下レシーバーの結合部の破損修理から。

ここは剛性の観点から交換しか無いんで、中古のM4A1(RISだったかな?)用レシーバーを塗装しつつ邪魔なストック取り付け部を短くカットした物へ交換。
伝家の宝刀ピラニアソー、流石の切れ味ですよ。

切断時の粘り具合とニオイ、マルイ純正はやっぱりABS樹脂っぽいです。






塗装ですが私の場合、今回は中古の樹脂パーツの再塗装なので下処理こそしますが元の塗装は落としてません。

塗装を全部落としてサーフェイサーから始める方も居られるみたいですが、純正の塗装って密着・隠蔽力が高く耐候・耐久性も良くて尚且つ薄い塗膜を達成してるんで、わざわざ落とさず純正の塗装を下地として使おうと。

元の塗装を落とす手間も大変だし、缶スプレーでは下地も本塗装も厚くなる上に耐久性も努力の割に望めず、刻印風のモールドも埋まり気味になりますからね。

エアブラシ使って慎重に、なんてやってられませーんニヤニヤ

①中性洗剤を使って古い歯ブラシで入念にゴシゴシやって脱脂

②足付けはペーパーを使わずメラミンスポンジで満遍なく研磨

③水道水で綺麗に洗い流して乾燥

④塗装直前にエアダスターでホコリを飛ばす

⑤市販の缶スプレーで二度塗りして艶消し黒に

以上の工程で終了にしてます。
角度によっては半艶に見えますな(-_-;)

割りと綺麗でしょ?
言わなければ再塗装だとバレないか??


トリガーガードその他の小物を移植しつつ、誤操作でマガジンを数回落としちゃった事が有ったんでオーソドックスな形状のマガジンキャッチ(新品)に交換します。

もう完全にパトリオットな部分は無くなりましたよ(-.-;)

結合部の破損は、『影響が出てもおかしくない』程度に思ってるんで、飽くまでも銃本体の剛性を元に戻す作業であって命中精度を上げる作業ではないですけどね。

気になってた部分が一つ解消して気分もスッキリウインク









次に一番解り易く命中精度に影響しつつ弾道に変化の現れるチャンバーのホップゴム周り。

ネーミングと説明書の緩さでお馴染み、ファイアフライ電気うましか・中トロ電気なまず・甘口を導入。
この手書きイラストの緩さよな。

ファイアフライさんの製品はウチのガスブロ、デザートイーグルにロケットバルブを以前に導入し、製品の価格は安くないものの好印象を持ってたりしてます。

確か取説の手書き図面も緩かったなデレデレ







うましか・中トロはパッキン上部に、断面で言うとVタイプの様に左右に別れた突起があり弾の縦回転に対して左右方向のブレを減らしつつ、その突起が点ではなく面として長く弾に接する形状。

Vタイプの長掛けホップって事ですね。

これは試射会で試したらブレが軽減したVタイプパッキンの効果と、その前まで使ってた面ホップ(長掛け気味)の特性を足して割った様な形状なので期待して購入。

これまで使ってたライラクスブリッジタイプも形状的には二点支持でしたが飽くまでも押しゴム、弾に直接触れるのは押しゴムじゃなくチャンバーパッキンなので

チャンバーパッキンの一層外に位置するぶん二点支持の効果はそれほど高くなかったと思ってます、今となっては。






そしてなまず・甘口は、うましか・中トロとの組み合わせがメーカーから推奨されてる押しゴムで、シリコン製らしく柔らかいです。

以前、面ホップに使ってたライラクスブリッジタイプはソフトとハードの2種類入りで、好印象だったソフトより更に柔らかそう。

もっと硬いのも有りますがファイアフライさんの推奨セットですし私が使ってる0.25g弾もメーカー推奨の範囲に入ってるんで甘口にしました。

これ、もしかするとインナーバレルのホップ窓を射線方向に長く拡大すると効果がもっと大きくなるのかな?

結果次第ではまた検証が必要かも。







この状態で撃ってみるのが検証としては正しいんですけど、試射会で気になった給弾不良が有るのでノズルを純正に戻します。

組み込んであるライラクスエアシールノズルですが比較した際に純正より0.1mm長かったんで、ほんの僅かな差ですがマガジンからチャンバーまでの給弾ルートに、最後退時でも純正ノズルより0.1mm飛び出して残る事になります。

理論上なので実際に飛び出てるかどうかは別だけど。
真ん中の穴から弾が上がって来ます。

これの確認はスプリングを抜いたメカボをフレームに固定してギアを手で回しつつ給弾ルートとノズルの移動範囲を見ればだいたいの推測は出来ますが・・・

面倒だよな(-_-)

※※※いや、実はこれ、ストック固定のボルトの締め具合でメカボの位置が微妙に変わりそうなのと、フルオートの時のみ給弾不良が出るので高速で往復作動する時には手動で確認する時とはノズル(タペットプレート)の移動範囲や速度に微妙かつ僅かに違いが出そうな気がしたんでアテにし過ぎない方が良いと考えたからですよw※※※

一応、メカボを開けないとノズルは交換出来ないので開けたついでに給弾を司るタペットプレートの変形や摩耗をチェックしつつ軽くグリスアップ。

純正ノズルに対しOリングが入っていて気密保持にはエアシールノズルの方が良さそうですけどね。ぶっちゃけ初速に殆ど差は無いかと考えてます。











給弾に関して補足、以前採用してた吸気穴付きピストンヘッドを使うとピストン後退時にピストン後方からも吸気する様になり、シリンダー内に発生する負圧が少なくなる筈なんで弾をマガジンから吸い上げる効果も減ってたらしいです。

ピストンヘッドSHの取説に給弾に影響する的な事が書いて有ったと思うんで、そう言う事だと思います。

もちろんその負圧だけで給弾してる訳じゃないけど、給弾(弾上がり)の手助けになってたと考えてます。

純正の穴無しピストンヘッドに戻して負圧の強さが戻った筈なのに給弾不良が出るって事は、負圧の有無や強弱でなく各パーツの位置や作動に問題が有るのかと推測。

で、たった0.1mmですが飛び出したノズルの先端が、マガジンから上がる弾の邪魔になっている可能性を排除した、って事です。

ハイサイクルなら尚の事ですね、セミオートなら問題無く給弾されますし。
弾抜けしてないのでサイクルも普通に出てます

うん、自宅での計測だと給弾不良は影を潜めてるっぽいですね、計測したサイクルに変動が起きないので不良は消えた・・・かな?

ノズル交換で直ったか偶々症状が出てないだけか、実射で試してみましょうかねウインク

あとレンジ据え付けの初速計よりウチの初速計の方が測定値が高めな気がしますが、どうでも良いですね。










で、某氏にお願いして軽く某所で少しだけ試させて貰おうと思ってたら色んな流れから試射会を開催する事に。

安全かつ無風の状態で確実に試せるのはシューティングレンジに限る、そう言う事ですね近所には無いんだけど笑い泣き

じゃあ、せっかく試射会するなら扱い易くした上でストレス無く単純にパトリオットの命中精度と給弾の具合をチェックしたいと思いまして

少し短く(軽く)してみた(*⁰▿⁰*)
写真ではアウターバレルも短くしてトレーサーを着けてありますよ。

いや、インナーバレル長も保持するアウターバレル周りも元のままですがハンドガードを短く軽くしてみました、サバゲーしないけど実戦的なカスタムですな。

もちろん数千円の安い物、よほど上手く行けば加工無しかなって見切り注文でしたし実際にはそのまま付かなかったけど結果は良好。

アルミ製の15インチから樹脂製の10インチですからね、そりゃ軽くなります。

予想通りカーボン製ではなくカーボンプリントでしたが、気に入らなかったらまた塗ります。

装着は殆ど加工も無く、余計な出っ張りをカットしただけで着きました、隙間が開いてるけど。隙間は暇な時に加工して詰めようかなー。









しかーし。

ここで。

ここでですよ。

気付いちゃいました。

パトリオットのノーマルと違い、換装したアッパーレシーバーの首部分のネジにバレルナットを締め付け、それでアウターバレルを固定しつつバレルナット外周にハンドガードを固定するスタイルが私のパトリオット(M4だな)の昨今なんですが、

アウターバレル自体に
   ガタつきが有るゲロー

弾道のバラつき、これが原因じゃない??

今使ってるアウターバレルですが、レシーバーに刺さるベース部分にアウターバレルの筒が刺さって上下からイモネジで固定、なんだけど微妙に緩んでる・・・

うん、これ緩んでると縦方向にはあんまり動かないけど左右に動くね、コレか。

人的ミスかなぁ(遠い目

そう、俺が悪いんです(´;Д;`)

こうやって人間は失敗から学んで行くのです(´;Д;`)

失敗無い方が良いけど(´;Д;`)







まー、なんかまた要らぬ改造しちゃって楽しいから良いって事で、開き直って30mレーンにGOニヒヒ

そう楽しめば良いんです。

もう無心で試射する事にしました。

都合のよろしくない事はパーツクリーナーで綺麗に流しましょ。

あれ冷たいよね。

手がカッサカサになるしさ。

作業中の仲間に後からシューって吹きかけると反応が面白いしねww

あれ、何の話でしたっけ?

あ、パトリオット改めM4の話でしたね。








結果から言うとですね、ダメでした笑い泣き

アウターバレルのイモネジが振動で緩んじゃうんですよ。

最初、完璧な弾道ではないものの以前ほどブレも無く繰り返し同じ所に弾が飛ぶ様になってたんですが・・・

チャンバーパッキンの影響か30m直前で弾道に捻れが出たんでバラしてから組み直してみようかと思った所でバラつき再発。

バレル先端あたりを揺すってもガタが判るぐらい。

マジかよ・・・

と思ってたら

バッテリーが逝きましたゲロー

モーターも去る事ながら、今回はバッテリーの入ってるストック辺りがずいぶん加熱してるなーと思ったら動かなくなって終了。

仲間からマルイのミニSを一瞬拝借したら普通に動きましたよ。短い命だったな(;o;)








今日のブログも毎度のごとく数日かけて書いた訳なんですが流石に少し疲れました、改修作業して書いてまた作業したら問題が発覚してみたいな。

バッテリーは仕方ないんで今度はマルイの正規品を買いつつ、アウターバレルは何らかの方法でガタ取りします。

9.6Vのバッテリーも考えてたんですが、今と同じ8.4Vながら絶対ではないにしてもマルイ正規品が持つ安心感を選びます。

アウターバレルは加工してみてダメなら一体成形のガタが発生しない物に買い替え。

この辺の、普通に問題無く撃てる状態に戻す作業をしてから、チャンバーパッキン付近の比較をします。

本当にバランスとか信頼性とか、メーカーが威信にかけて開発した物をカスタムによってユーザーが壊してしまう、カスタム初心者が陥り易い深い穴に落ちてんなーって自覚してます。

でも終わりませんこのままじゃニヒヒ