はい、今日は仕上がったエアガンを30mレーンでぶっ放す恒例の試射会でした。

先日組み上げた仕様のメカボで初となります。

ライラクスBCバレル247mm(内径6.05mm)では初速オーバーで違法改造になっちゃったんでパトSTD215mmと、同じくマルイ純正流用・手持ちの247mmに加えて同229mmが準備出来たんで、内径一緒で長さの違うインナーバレルを組み替えてテストしてみましたよ。

補足までにマルイ純正インナーバレルは公称値で内径6.08mmらしいです。







ちなみに、今回からインナーバレルのガタ取り目的で巻き付けてたアルミテープを先端と後方寄りの2ヶ所から先端の1ヶ所だけにしてみました。

テープ2ヶ所だとアウターバレルとインナーバレルがほぼ固定されて、アウターバレルの中に弾が当たる心配は無くなるんですけどね。

真ん中のテープがテコの原理で言う支点になっちゃうんで、支点を外す事でチャンバーを抉じる力を減らした次第です。






それから純正互換タイプのニッケル水素バッテリーで、いわゆるAKうなぎを導入してみたんですが、電圧などを計測した訳じゃないけどマルイ製ミニSバッテリーより少し出力が弱かったんです。

セミオートのキレも落ちるし連射サイクルも落ちちゃう。

ネットで買ったんですが、新品とは言え保管状態や期間なんかでも性能の劣化は有るみたいなので、ニッケル水素対応の放電器を併用して数回ほど充放電を繰り返して活性化させて試射に挑みました。
1000円ぐらいで買った放電器。

リポバッテリーの様に各セル毎にバランスを取りながら充放電が出来ないから、ニッケル水素バッテリーに放電器の使用は避けた方が良い、なんて意見も聞きますけどね。

この処置をしてみましたが改善は今のところ感じられなかったんで、頭の隅にバッテリーの買い替えも浮かんでますが、使えない訳じゃないから暫く様子見。

信頼性に期待してマルイ純正のAKうなぎ(8.4V)買うなら9.6V買うかなー。もう少し使ってみて変化が無いなら買い替えますか。






さて、まずレーン据え付けの初速計で各バレル毎にM4の健康診断を。

マルイ製0.2gプラ弾、セミオートにて計測。

215mm



229mm



247mm



こんな感じになりました。

それぞれ適正ホップを出してから計測したんですが、229mmが一番初速が出ましたね。

今のメカボの仕様とマッチングが良バレル長さが229mmみたいです。

247mmバレルを活かすなら、もしかするとシリンダーを1ランク上の物にした方が良いのかも。

とりあえずは229mmバレルで行きますけどね。









マルイ製インナーバレルって、実は凄く精度が良い物だと私は感じてます。

そして内径も6.08mmと個人的にはベストだと思ってます。

いわゆる流速チューンに良いとされる内径6.1mm以上ほどのルーズさでも無く、かと言ってタイトでもないのでバレル内壁に弾が触れてホップ回転が乱れる可能性も低い。

可能性って述べてるのは、実際に弾とバレル内壁が触れてるかどうかは確認出来ないので、弾道の素直さから感じ取れる雰囲気で判断してるからなんですけどね。

もちろん私のM4の仕様や射程距離、そこに求める命中精度やフルオートのサイクルと使用頻度、それから面ホップとのマッチングが良いと思えるのも大きな要因。

しかも誰かがカスタムの過程で要らなくなった純正バレルなので、入手するにも中古ながら程度が良く手頃な価格で済む事が多いです。

ライラクスBCバレルは内径の程良いタイトさも有ってバレル交換のみで初速は上がるしコスパも良いです。

良い物だとは思いましたが面ホップにはマルイ製インナーバレルの方が良かったです。

ハンドガンならタイトバレルにしちゃいますけどね、ガチの流速チューンまで達しないレベルのカスタムなら私はマルイ純正流用で良いと思ってます。





それから、やはり首周りの剛性感は高くないと感じたので、スコープに使ってた嵩上げレールをアッパーとハンドガードの接合部に跨がせて補強部材にしてみました。


スコープはハイタイプのマウントリングを採用する事で高さを稼いであり覗き易さも確保済み。

まー、以前壊したパト純正のロワレシーバーをそのまま使ってるんで、締結剛性は下がってる筈だから首周りの弱さ以前に修理しろって話なんですけどゲロー

やるよ、近々。たぶん。







で、破損レシーバー使用って事は抜きにしても弾道のバラ付きが出るんですよ、まだ。

0.25弾でも出るし、0.28弾でもバラ付きます。

面ホップ化してるんでホップ調整がシビアで大変、0.28弾でも鬼ホップで弾が上がりまくるのは予想してたけど左右方向はねぇ滝汗

で、同時に持って行ってた宮川ゴムVタイプパッキンに付け替えてみたら左右のブレが減った・・・

以前の仕様では抜群に良かった宮川ゴムスリックパッキン+ライラクスブリッジタイプ押しゴムより簡素なVタイプパッキン+ノーマル押しゴムが良いとは・・・

難しい物です。

ここは、ホップ調整のシビアさも面倒なのでパッキン周りにファイアフライくらげなまこを使用して集弾性の変化を見てみます。

Vタイプで長掛けのホップチャンバーになると思うんで、テストしてみる価値はありそう。






あと、フルオートにすると給弾が追い付かない事が頻繁に起きてましたゲロー

給弾と言えば変更してあるのはエアシールノズルが怪しいですが、確かノーマルより0.1mm長くなってた筈なんで、その影響も無いとは言えない気がしてます。

ノズルに関してはでんでん虫を採用する前にノーマルのノズルに戻して試す必要は有りそう。








アッチを立てればコッチが立たず。

乗り物もですが電動ガンもバランス良くカスタムするのは難しいと最近改めて思いますわ。