使いにくくてカッコ良くて命中精度の良い我がデザートイーグルですが、カスタムのコンセプトやハンドガンの基本に立ち返ります。
リコイルスプリングを一本だけSTDに戻した事もあり、ホールドオープンするしブローバックの威力も戻りましたよ
ごめん、ちょっとやり過ぎ感が楽しくて飛ばし過ぎてました

まずインナーバレル。
こちらはG18CとM1911に採用したPDIと違いマッドブルのバレルなんだけど、材質がアルミで229mmながら軽量。
迫力の為に採用したライラクスのアウターバレルによるフロントヘビーを微力ながら軽減してくれてます。
ノーマルのオープンサイトでも30m先のターゲットに当たる(事がある)し精度も申し分無くお気に入り。
ただ、法規制をオーバーしそうな初速を叩き出す要因でもあり、せっかく上げた出力を絞ってるのが現状

ブローバックを楽しむ為に上げた出力を絞ってSTD並みに抑えている、これは本末転倒ですな。
このインナーバレルをパトリオットに移植して、もう少し短い別のバレルをDEに入れると言うのも考えたのですよ。
しかし、元が電動ガン用のバレルでしてホップ窓付近等を加工しちゃったんで、パトリオットに入れるとホップの押しゴムがズレる可能性も有るし断念。
パトリオットの純正バレルが215mmなのにデザートイーグルのバレルが229mmってのは置いといて、ね。
で、純正長まで短くしたくはないし、別のバレルを試すには電動ガン用を買って来て溝なんかの加工をまたやらなきゃイカンので面倒だし、切り詰めて使用します。
パイプカットですよ!
背筋がゾッとする響き

今回もコレで切ります。そして切断面を可能な限り綺麗に仕立てます。
中途半端に切って初速がギリギリ過ぎてもダメなんで、今回は50mmカットしました。
やや見にくいですが、ドリルからペーパー、スポンジヤスリにピカールを使って仕上げました。
当然ながらウチには加工機械なんて無いので有る物や道具を駆使して磨くしか無いんです。
ボール盤やら旋盤が有ったら楽だし仕上がりも抜群だろうなぁ・・・
なんて考えても仕方ない。やれば出来るもんだよね。
出力を絞ってたライラクスの吐出バルブを開きつつ、初速を確認しながら良い所まで持って行きます。
マガジンの吐出バルブを全開にして、マガジンをそこそこ温めて初速が92ぐらいなら良い所です。
偶然ながら狙い通り、ただし夏場には再測定します。温度による上がり幅を考慮しないとイカンですね。
リコイルスプリングを一本だけSTDに戻した事もあり、ホールドオープンするしブローバックの威力も戻りましたよ

一先ず完成

また試射会でテストしますよ、そこで飛距離・命中精度のバランスが取れるか確認します。
調整シロとしては吐出バルブの開き具合、チャンバーパッキンは純正しか選択肢が無いので必要なら押しゴムを何とかする、その位ですね。
命中精度が悪ければバレルの加工失敗も有り得るのでまとめて検証。最悪はバレル交換。
どんなにカスタムしても遊戯銃、法規制の中で安全かつ楽しめる物を作るのはメーカーだけでなくカスタマーにも課される責任ですな。
ガスブロは特に温度の影響で規制値を超える可能性が有るから、それを見越して少し出力低めにしておかないと
