このところ、世間を賑わせている『熊胆』って知っていますか?
以下、物言えぬ動物たちの叫びを届ける会
さんのFBより転載です。
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ツキノワクマの悲劇はおよそ25年前に始まる
熊胆とは熊の胆嚢、胆汁を採取し乾燥させて漢方薬の成分です。
二日酔いの薬の代表です。
中国 3,000 年以上にわたり様々 な病気を治すためにクマの胆汁を使用しています 。
熊胆は狩猟によって古代より貴重な秘薬として存在し
狩りが盛んに行われてましたが
1989年に「中華人民共和国野生動物保護法」が実施、
ツキノワグマが国家二級重点保護野生動物に指定されました。
この法律はツキノワクマを捕獲、殺してはいけないとして
「熊を殺しての胆汁採取」は禁止されました。
それは絶滅させないための保護法でした。
しかし「生きた熊から生きたままの状態での胆汁採取」は違法ではないと
野生動物保護のための規制が保護どころか法を逆手に
なんと熊の地獄工場を次々と開設されました。
現在は拷問される熊がなんと1万頭以上となってしまいました。
しかし中国政府はクマの殺害を防止しながら
胆汁の需要を満たすだろうという判断にてこの地獄産業を推進しました。
この非人道的な熊胆採取方法は1980 年代初頭に
北朝鮮が外科的カテーテルの太い管を生きたままの熊の脇腹に差し込むことによって
胆汁を継続的に採取するという方法を開発。
何年も何年も身動きできないゲージの中で苦しみます。
1990 年代の初めでは中国には 10,000頭の熊、 500もの熊胆工場が存在していました。
それは動物のための地獄絵でした。
熊は移動も立ち上がることさえもできない小さなゲージで一生を過ごす。
クマは胆汁抽出を行う鋼カテーテルを腹部に注入する
粗手術の痛みを伴う方法にも服従しました。
多くのクマは不衛生な手術の結果として感染から死亡していきました。
また熊は恐怖、ストレス、苦痛に狂い自ら管を引きちぎり
自分の腹を噛んで死を選ぶ熊もたくさんいました。
自殺防止の金属製ベストを装着させれてる姿は地獄絵そのものです。
3年前には母熊が小熊を殺し自分も自殺するという
ショッキングなニュースが世界を駆け巡り この国際非難に一層拍車がかかりました。
中国政府では 1994 年以来新しい熊胆ファームの免許証を発行しておりませんが、
いまなお残酷な生産を続けています。
クマは、まだ 4 つの省(黒龍江省、吉林省、四川省、雲南省)を中心に
200 以上の農場で悲惨な状況下で暮らしています。
多くの熊胆ファームは採取継続カテーテルのインプラント使用に関する法律を軽視し、
ケージのサイズも改良せずでありながらも
従事者は胆汁抽出は人道的な方法であることを政府へ主張をしています。
カテーテルを挿入する穴は超音波内視鏡で胆汁の位置を探し
クマの腹部から内臓へ穴をあけ奥深く差し込み装着します。
太いチューブは、胆嚢に。
胆汁が出ると余儀なく管を通り採取されます。
穴および胆汁、腹部に逆流した漏れからの感染を引き起こし、
最終的には大変な痛みを伴い苦しみ死にます。
この動作を業界は新しい機器であり動物愛護法に基ずくと言うのです。
しかし救出してもあまりにも長い間捕虜されてきたので
彼らは野生で生き残ることはできません。
いくつかの熊は捕われの身で繁殖した熊であり、
まったく生存能力を欠いています。
多くの熊たちは手足を欠落しています。
爪も切り歯も抜き取られています。
無防備させられています。
動物福祉団体によって救出された熊は みな瀕死状態であり、
腹に突き刺さっていた管を抜釘する手術をうけなければ
レスキュー農場への生活へ戻れません。
1万頭を早く解放したい願いは世界が声をあげています。
しかし再生して幸せに暮らせる熊はごくわずかになってしまうこともわかっています。
こんなに耐えてくれたのに、
解放が実現してもまだまだ熊たちには次なる過酷な問題が待っています。
ですが今なお、苦痛を耐え生きる熊から痛みを解放することが
なによりも最優先だと痛感しています。
現在は英国の動物アジア財団のロビンソン女史が
人生かけて救出活動を行われており
マイクロソフト社との活動も中国政府との折衝も
あらゆる全力で熊の解放を進めておられます。
私達は海外メディアでこの事実を知ったときは衝撃でした。
日本でも愛用者がたくさんいます。
日本は消費大国でもあります。
※現在ではこの漢方と同効能の成分として熊胆の代替え薬は、
化学薬品ウルソ酸や各種ハーブが開発され安価で市場に出回っています。
しかしいまだに熊胆は高級漢方として日本にも入ってきています。
しかしその舞台裏ではこの25年以上に渡って悲しい犠牲を多くだしていることを。
残念ながら日本ではあまり知られていないこの国際非難問題を
私達は皆さまへお届けしています。
熊胆問題について日本では認知されていない現状の中で、
この問題は日本は無関係では決してないということを痛感し
現在海外と連携し情報を配信しています。
そして私達はロビンソン女史の活動に対しさらなる応援を推進してまいります。
事実を受け止め、知ることが 重要なのです。
何もできなくても知ることで 世の中は確実に変わっていきます。
買わない・売らない・扱わない
Association of Relief Pain Animals
物言えぬ動物たちの叫びを届ける会
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以上、転載終わり。
またしても消費大国日本!
熊胆といい毛皮といい、
なんにも知らず買い、飲み、あるいは身にまとい、
平気な顔してる日本人。
二日酔いの薬として、売られてるらしいですね。
わたしはお酒飲まないので知らなかったですが。
熊の犠牲の上に作られる熊胆。
二日酔いなんて、熊の苦痛に比べたら屁でもないわ。
そもそも二日酔いになるまで飲む必要あるの??
そんな自己節制のできない人間のために、
なんで熊たちが犠牲にならなければいけないの!(怒
上記、転載記事の中にもありましたが、
先日、アメリカのマイクロソフト社がこんな発表をしましたね。
【2014.2.1に発表。
マイクロソフト社は熊胆牧場に関する非人道的な行為に対し
熊の窮状を社会へ明らかにし
各動物団体と共同による活動を開始したことを ご報告いたします。
これによって熊たちが解放される日が近いことを祈ります。】
マイクロソフトさん、ありがとう!!!
日本も、利益ばかり追求せずに、
こういった人道的な活動をしてくれる企業があればいいのに。
熊胆に反対する署名が立ち上がっています。
ぜひぜひ!お願いします!!!(>人<;)