妊娠豚用ストールって知っていますか?
狭い狭い身動きの取れないような檻に、
豚を閉じ込めて飼育する方法のことです。
8月10日付けの毎日新聞に、
この妊娠豚用ストールについての記事が
掲載されたそうです。
以下、いつも動物たちのためのデモで
ご一緒させていただいている
ふみふみさんのブログ(動物の解放) から転載です。
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信濃毎日新聞に、妊娠豚用檻(ストール)について掲載されました。
「妊娠と出産繰り返し、数年で処分」
「わずか1平方メートルの一生」
「だれもがこうした実態を知っておくべき」
2013.8.10
毎日新聞に、妊娠豚用檻(ストール)について掲載されました。
「生産性重視し動物虐待?」
「体の向きさえ変えられない、わずか1平方メートルの狭い鉄柵のおりの中で妊娠と出産を繰り返し、一生を終える豚がいる」
「1平方メートルに閉じ込められ”使い捨て”」
「ストール飼育法は言うまでもなく、安価で良質な豚肉を求める消費者のニーズに支えられている」
そのほか、いくつかのメディア、雑誌で妊娠豚檻の非人道性や、廃止に向けた署名
について取り上げられています。
妊娠豚用檻(ストール)
この妊娠豚用檻(ストール)飼育は日本でも83%の農家でおこなっています。スーパーで売られている豚肉、ファミレスやコンビニ、ファーストフード店などで使われている豚肉のほとんどは、飼育過程で妊娠豚用ストールが使用されています。妊娠豚用ストールは妊娠用豚を管理しやすいように使われています。妊娠豚用檻は、生産性を重視し動物に大きな負担を与える工場式畜産における代表的な飼育方法のひとつです。
2013年6月に撮影された日本の養豚場での写真
日本の養豚場、そのほかの写真
http://maypat01.blog.fc2.com/blog-entry-60.html
この檻の中で妊娠用豚は方向転換することも身つくろいすることも、他の豚と戯れることもできません。
檻のサイズは1頭あたり1㎡程度です。
分娩から1ヶ月ほどで次の受胎が行われ、1年で2,3回出産させられます。妊娠ブタ用檻は繁殖管理の効率化(受胎・流産の確認・給餌制限)のためにおこなわれています。
この妊娠豚用ストールは、国際的な動物福祉基準である「5つの自由」のひとつ『通常行動への自由』に反するものです。
通常行動への自由とは
・立ったり寝たり大きく伸びをする
・方向転換する
・身つくろいをする
・他の仲間との親和行動をする
など当たり前の欲求がかなえられる自由のことです。
妊娠豚用ストールはこの程度の最低限の自由さえ奪います。
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以上、転載終わり。
こんな一生を送らないといけないなんていやだ!!(>_<)
スーパーでパック詰めされた豚肉が並んでても、
誰も、生きてたときの環境がどうだ、とか
考えないでしょうね。
でもね、食材(わたしはこの言い方嫌いですが)である前に、
人間と同じ尊い命なんですよね。
どうせ殺すんだから、どんな環境でも、
なにをしてもいいだろう、って考えはおかしいと思うんです。
それだったら、人間だって、
どうせ死ぬんだから、
なにやっても無駄!ってことにならないですかあ?
生きてるあいだは、
痛みも恐怖もなく快適に、
自由にのびのび暮らしたいですよね。
人間の勝手な都合やエゴで、
動物たちに苦痛を強いるようなことはやめていただきたい!
命を奪うならそれがせめてもの、
動物たちに対する敬意だと、
わたしは思うのですが。
なお、妊娠豚用ストール廃止の署名は、
先月、関係各社に提出済です。コチラ