杉本彩さんが、動物愛護の活動に尽力されてることは、
もう多くの方がご存知のことだと思います。
今日の彩さんのブログで、
出身地である京都の『京都市家庭動物相談所』を
訪問されたときのことが書かれてありました。
京都市は平成22年度を最後に
ガス室での殺処分をしていないそうです。
1頭でも多くの犬猫を里親譲渡できるよう努力されているとのこと。
そして、新しく入った職員の方には、
ガス室の処分機の使い方を教えていないそうです。
実際に処分を担当されている方のお話しです。
「ガス室じゃなく
注射で安楽死ならよかった、と
中には言われる方もいらっしゃいますが、
ガスであろうが、
注射であろうが、
私たちが途中で
命を終わらせたことに
変わりはないのです。
もしかしたら、
注射を投与される寸前、
その瞬間、
人間には分からないが、
ものすごい恐怖を
感じているかもしれません。
私たちはどちらも重く
受け止めています」
二酸化炭素によるガスでの処分は
20~30分苦しみ・もがくと聞いています。
(注:この二酸化炭素による、というのは
簡単に言えば窒息です。)
その処分方法に比べれば、
注射によるものは眠るように死ねるのかもしれませんが。
(これもよくわかりません。ほんとに安楽死なのかどうか。)
どちらも罪なことですよね。
命を終わらせるのですから。
いや、職員さんが悪いのではなく、
無責任に持ち込む飼い主が悪いんですけどね。
「わたしは手を汚したくないから、
あなたがなんとかしてね。」って
保健所に犬猫を持ち込むんですよね。
行政の犬猫殺処分については、
その自治体によって考え方に、
大きな開きがあります。
この京都市のように
また、全国的にも有名な長崎市のように、
1頭でも殺処分しないように、
努力されてる自治体があるかと思いきや、
引き出しの手が上がってるにも関わらず、
無視して殺処分してしまうところもあります。
譲渡される方の審査が非常に厳しいところも。
(ほんとに譲渡したいのか疑わしい!)
とにかく、京都市のような自治体が
今後も増えてくれることを
願わずにはいられません。