3月のとくしまマラソン以降、4月5月と遠征してマラソン走ってきました。
加賀温泉マラソンでは急坂に潰されかけ、黒部名水マラソンでは、例によって水のおいしさに感動したり。
そして秋に向かって、連日体温以上が当たり前という記録的猛暑の中を走り込んできました。
そして昨日、念願の北海道マラソンを走ってきました。
過去の気象情報を見ると、最高気温は25℃少し超えるくらいの条件が多いみたいで、これぐらいやったらなんとかなるやろーと思いエントリーしてみました。
さて前夜に札幌入りすると、暑い。
大阪よりはワンランク涼しいけれど、それでも暑い。
そして当日。
やっぱり暑い。しかも湿度高め。
第2ブロックでスタートして、5キロいかないうちに早くも汗がしたたり落ちるぐらいです。
10キロあたりでもう歩こうか、いや潔くリタイアしようかと考え出す始末で、とてもとても楽しむ余裕なんてありません。
給水所でも、何杯も水を飲み(あまりに暑いとスポドリより水を所望)、頭から首から水をかけないと走れない状況です。
なんとか20キロ走ると、ここから有名な新川通。ひたすら真っすぐ。キロ表示と給水所以外に目標がありません。しかも遠くから雷鳴が聞こえてきます。
それでもできるだけペースを落とさないようにして折り返しましたが、同じだけ目標のない区間を戻らなくてなりません。
ようやく市街地に戻り、北大の学内に入ったあたりで滝のような大雨。軽い雨ならクールダウンもできるし歓迎なんですが、手加減なしの雨は精神的にも追い詰められていきます。しかも雷も絶好調。
覚悟はしていましたが、ベストからかなり遅れてのゴール。4時間半は切りましたが、ちょっとつらい結果になりました。
暑い、大雨、雷と、三拍子そろってこれまでで最もきついレースとなりました。本気でつらかった。
でも、スタッフ、ボランティアの方はもっときつかったと思います。本当にありがとうございました。
あまりにインパクトが強すぎたので、来年はエントリーするかどうかわかりませんですが、思い出に残る大会になりました。