テレビ業界の内側をちょっとだけ聞きました。
某民放テレビ局の有名なプロデューサーのお話を聞く講座に参加しました。
なぜなら私はテレビが大好き。
子供の頃からずっと。
だって、テレビがすべてを教えてくれるでしょ?
皆さん、忘れているかもしれないけど、昔はインターネットがなかった。
情報は、新聞、雑誌、本、そして一番の情報番長がテレビだったんですよね。
テレビで知った店を本で調べて行くとかは日常茶飯事。
テレビで知ったセリフを覚えておいて何かのおりに使うとか。
前に書いたけど、テレビに出演する、というのも昭和の子供にとっては憧れでした。
そして、私はこれまで4回出演することができたのですが、今となってはたいしたことじゃない気がします。
SNSを使えば誰でも簡単に映像に出演することができるのですものね。
最初の話に戻りますが、そのプロデューサーのお友達の放送作家の方がゲストでいらしたのですが、この方も大物で、有名番組をたくさん書いているとのこと。若かりしときは劇団で俳優をされていたそうで、講座が終了した後、その劇団メンバーが出演していた深夜番組を見ていたという声掛けをさせていただいたら、たいそう喜んでくださいました。
35年ほど前のものなので、若い受講生さんはまず知らない番組です。
その方と短時間だけお話ししたところによると、テレビ番組は、視聴者が見たいという「ブーム」に合わせて作っているのだそうで、「飽きられている」と思われる分野でも、あるとき突然ブームになる可能性はあるのだとか。
確かに、お笑い系が増えたな、とか、スポーツ系、音楽系、グルメ系、スピリチュアル系、クイズ系、健康系、生まれては消えていき、また生まれるという「ブーム」は、テレビを見続けている素人の私にもなんとなくわかります。
どんなにSNSが発達しても。「同じ番組を見ている人の数の多さ」のトップはテレビなのです。
ということは、ビジネスの観点から言えば、やっぱりテレビに出るということが、最大の宣伝であるということは、今の時代でも間違いはなさそうですね。
「大切なことはすべてテレビから教わった」