「雨ニモマケズ」

雨ニモマケズ


風ニモマケズ


雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ


丈夫ナカラダヲモチ


慾ハナク


決シテ瞋ラズ


イツモシヅカニワラツテヰル


一日ニ玄米四合ト


味噌ト少シノ野菜ヲタベ


アラユルコトヲ


ジブンヲカンジヨウニ入レズニ


ヨクミキキシワカリ


ソシテワスレズ


野原ノ松ノ林ノ陰ノ


小サナ萱ブキノ小屋ニヰテ


東ニ病気ノコドモアレバ


行ツテ看病シテヤリ


西ニツカレタ母アレバ


行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ


南ニ死ニサウナ人アレバ


行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ


北ニケンクワヤソシヨウガアレバ


ツマラナイカラヤメロトイヒ


ヒデリノトキハナミダヲナガシ


サムサノナツハオロオロアルキ


ミンナニデクノボウトヨバレ


ホメラレモセズ


クニモサレズ


サウイフモノニ


ワタシハ


ナリタイ



なぜだろう?


今日はこの宮沢賢治の詩に

いたく感動し

涙をながした


この詩のモデルといわれている

斉藤宗次郎氏

新聞配達を20年も続けたそうだ

3時に起きて配達する

ほんとうに

「雨ニモマケズ」の世界がそこにひろがっている