昨日、ローマから帰ってきました。
ローマ旅行、ユーロが高くてびっくりしました。
だから、お買い物もなかなかできず、ウインドウショッピングになってしまいました。
大学時代の友人がASローマのトッティファンで、生で見たいってつねづね言っていました。
彼女はそれが目的。
私もローマに行くことはなかなかないだろうっていうことで、行ってきました。
遺跡と教会の町、っていうのがローマの印象。
でもでも、
ローマっていえば、スリの町なのねえ。
半日観光のガイドさんもローマ名物ってか、ローマの観光名物とおもっておけばいいって。マジ!!!
スリは多いけど、凶悪犯罪は少ないって。
初日にスペイン広場にいくまでの道で、ピザを買って食べていると、
地下鉄からでてきた団体にまぎれて、私に近づいてくるひとが。
そのとき、かばんも人のほうに向いていました。
私はなにも感じずパニーニを食べていました。
が、が、が、
外側のファスナーのない部分から、ペロって中のポケットが出ていました。
中になにも入れていなかったからよかったけど、入っていたら、とられていたと
思いました。
サッカー観戦の日、テルミニ駅で、サッカー場まで乗り換えなしで行ける
バスで行こうとおもってならんでいたんだけど、
一台、結構立っている人もいて、つぎのバスを待とうと思い、待っていたら、
バスはなかなかこない、怪しい風の人が近づいてくる、っていうことで、だんだん不安に。
なかには、「大丈夫」と日本語で声かけてくれる普通のお姉さんもいたんだけど、
どうも、赤ちゃん連れの家族があやしかったので、もうタクシーで行くことにして、タクシーでいきました。10ユーロくらいだったので、ほっとしました。
パニーニを買って食べながらスタジアムの外を歩いていると
カラーンと私のかかと部分にビンのかけらがあたり、イタリア人が近づいてきました。「どこの席?」と、チケットを覗き込みます。
これもあやしい、と、さっさと逃げ出しました。
食べているときって、スキがあるのでしょうか。
コロッセオの駅から地下鉄に乗ったときも、ぞろぞろとそれらしき若い女の子が近づいてきたけど、駅員さんが、職務質問して駅の外につれだしていたり。。。
ベネチア広場の噴水で地図を広げていたら、見るからに地元民のような女性が、「ここはどこ?」と友人に聞いてきて、友人も一生懸命地図を見て探していたんだけど、そうしたら、赤ちゃんをバギーにのせたおばあさんが近づいてきて、このおばあさんのいでたちがテルミニ駅のあやしい家族に似ていたので、友人の手を引っ張って逃げ出しました。
バチカン観光のときに、スリについてガイドさんに聞いてみたら、
ローマに住んでいるガイドさんでさえ、3回スリにあったそうです。
他のガイドさんが、本を小脇に抱えていたら、いつのまにか新聞にすりかわっていたっていうことも。
人のカードでも、使ってくれるとお店としても商売になるから、警察に届けたりしないんだって。
スリは現行犯じゃないと逮捕できないから、むづかしいんだって。
このごろは、ナイフで引き裂いて大きなバッグからお財布を盗む手口もあるって。
ほんと、スリには気をつけなきゃ。
と、はらはらしたローマでした。
大金をもっていたわけではないんですが、日本人というだけで、ねらわれるみたいですね。
すられるといい気はしないし、思い出のお財布をとられたりするのが、
とてもいやですよね。
7月8月はスリは少ないらしいです。なんでも、バカンスに海外へスリはでていくんだって。スリで稼いだお金で。ひぇー。