小学生の高学年、担任の先生が

努力としたためた色紙をその学級の生徒

みんなに書いてくださった。

私はそのときから、努力という言葉が好き。

その先生には、毎日少しでも勉強するようにって

みんなにノートに復習するように言っていた。


先生は全員のそのノートを閲覧し、

できていないものには

容赦がなかった。


私も一度、

先生にノートを空高くまでとばされたことがある。


私が勉強するくせがついたのは、

そのノートを見て

ほんとうに勉強してないっていう

先生のその表現以後である。


夏休みもそのノートは毎日かかさずに続けた。


夏休みもあけた9月の閲覧の日。

夏休み一日もかかさず

書いてきたのは、

私だけだった。


先生がほめてくださった。


きびしいけど、

優しい先生だった。


で、

私はこの「努力論」で好きなのが、

自分は何のために生きるかっていうことを問うているところ。

そして、自分の人生に福を積み立てる秘訣は3つあるということの

なかに、


福を惜しむということ(惜福)

福を分けるということ(分福)

福を植えるということ(植福)



があって、惜福は腹八分目のことじゃないの?と

珠恵は思いました。

そして、分福は、なにかおかずを作ったら

近所の人におすそわけするみたいなことかな~って

最後の植福は、ペイフォワードかなって

思ったのん。


そして、人生には4大原理があるって。

それは、正・大・精・深という4つのことばに凝縮されるって。


確かに凝縮されていると思うw

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