忍び国やっと見れました。あまりに感動しすぎて、ひさしぶりにブログに書き込まなければ、心の平穏が保てない感じです。
無門の無双の強さとか日置と対峙している時の人外の化け物を見るかのような恐怖感とか、もう言いたい事が山の様にあるんだけど、絶対悪に近い伊賀の中で、それ以外の価値観を持たずに大きくなった無邪気な化け物無門が人に生まれ変わるための長い長いお話なんだと思うんです。お金以上に大切なお国ができて、それ迄の虚無の闇に光がさした事で、何かを感じ取とる心が芽生えて、平兵衛の人になりたいとう命の叫びに呼応する事で、闇の殻にヒビが入って、最後にお国を失う強烈な痛みで完全に殻が壊れて光の中に生まれて来る物語。産み直してくれたのは、勿論お国さんでしょう。寂しい迷子の子供。お国さんにはそう見えてたんじゃないかな。だからついて来た。この人を一人にしたらダメだと母性の強いお国さんは直感したんだと思うんですよね。もっと一緒にいさせて上げたかった。もっと無門を大きな愛で包んでいて欲しかった。でも生まれ変わった無門はちゃんと人として成長してネズミを育ててお国さんの愛に報いたからね。絶対あの世で褒めて抱きしめてもらえてますよね。
しかし、私の一番好きなシーンは死にゆく平兵衛を無門が抱きとめて、もう怒るなと囁くシーンです。あの一言で平兵衛もまた忍びの術から解放されて、真の人として死ねたと思うんです。もうねその時化け物無門が人に変わり始めたんですよ。あーもう自分のボキャブラリーが貧困で本当に嫌になりますが、結局無門は最高にカッコよかった!!