所属している山岳会の5月会山行「山菜」が雨天中止となり、予定のない休日を手にいれたので、ならば足を運んだことのない県内施設を巡ろうと、県北方面に車を飛ばす。
例えば、場所的に立ち寄りにくい「道の駅 那須与一の郷」でアスパラガスのジェラートを食べてみたりする。大田原のアスパラガスそれ自体が美味しいのだから、それを採算度外視レベルで投入しているジェラートが美味くないわけがない。
例えば、4月にリニューアルしたばかりの「道の駅きつれがわ」で、900円もする“ごちそう喜連川ラーメン”を食べてみたりする。栃木では手広くやっているE.Y竹末さんが、竹末 道の駅本陣と銘打って提供しているラーメンは、ラーメンそれ自体で喜連川を表現しているようなラーメンだ。
出汁はアユとヤシオマス。熟成牛がトッピングされ、トッピングのヤシオマスとウナギのミソを崩しながら食べると味にまた深みが増す。好き嫌い割れるラーメンですが、喜連川愛が詰まった逸品なのは間違いない。
最後に、さくら市ミュージアムの「山を訪ねて」という美術展に足を運びました。普段自分の目で眺めている山々を、絵描きの皆さんがどうキャンバスに落とし込んでいるのか、見知った山だからこそ勉強になる美術展でした。わたしも鉛筆の1本も持って山に入らねば。(おわり)