テレビ故障から始まったテレビ交渉。(そろそろ完結) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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(昨日のつづき)液晶テレビの情勢を把握した上で、地域内現実主義にたって、無駄な製品を買うくらいなら買わない選択をすべきという結論のもと、それでも宇都宮で液晶テレビを購入する道を探るなら、やはり下記製品しかないことが分かった。


(4)53◎AQUOS LC37DS3 128,310

YAMADA 188,000(交渉後25%)→141,000


但し、ポイント還元後価格14万1000円が、価格.comの最安値を遥かに下回る12万960円まで下がらなければ、液晶テレビの購入は見送り、故障したブラウン管を1万円で直すことにする。おいらは「AQUOS LC37DS3」に12万円くらいの価値しか見いだせなかったのである。それは何故か。いまから理由を述べたい。


(3)43◎REGZA 37Z3500 152,800(AMAZON 169,700)


それは、上記製品の存在が、おいらの記憶からどうしても消えなかったから。おいらは「REGZA 37Z3500」に惚れに惚れた。「AQUOS LC37DS3」との違いは、D端子が1ランク劣り、液晶の綺麗さは37Zのほうが勝る(おいらの視認によればであるが)。どちらも寸分違わない商品のように思われるが、両製品には、大きな決定的な違いがあった。それは「AQUOS LC37DS3」が、ファミリンクとういう機能(同社の指定ハイビジョンレコーダーやブルーレイ、オーディオを1つのリモコンで操作できること)を売りにしているのに対し、「REGZA 37Z3500」は、USB接続による外付けHDDに録画が可能だった点。これが素晴らしい。


ここ数年なにも物質として映像を保存したいと思ったことのない人間にとって、ブルーレイやらを買う必要がじつはまったくない。見るために録画して、見たら消す。これが出来ればよい。それに適う方法論といったらただ一つ、USB接続による安価な外付けHDDへの録画だ。この機種ならそれができる。なんと近未来的なことか。おいらの予測ではブルーレイは保って5年だろうと思っていて、絶対買いたくない商品の一つなのだ(因みにおいらはDVDプレイヤーだって持っていたことがないのだから、誰が好きこのんでブルーレイなんて短命そうな製品を買う必要があろうか)。無駄に高いHDDレコーダーも買う気はさらさらない。


逆にUSBの道が開かれている液晶は、もしやすると相当遊べる機種になる可能性がある。外付けHDDはこれからも安価になる一方だろうし、この道が開かれているだけで、録画問題で悩まされることがなくなる。テレビをネットに繋いだ場合のサービスも、「REGZA」のほうが圧倒的に褒められている。テレビで番組表を呼び出して、ポチッと録画ですよ。それも外付けHDDに。ああ、なんて快適なライフスタイル。目に浮かぶようである。こういう見える時間や生活、実感につながる快適さにこそ、お金は支払われるべきである。


価格調査当初、「REGZA 37Z3500」は152,800が最安値であった。が、今はどうだ。価格.comの最安値も157,500円まで上昇。現実問題としてネットで買うなら、AMZONの169,700(送料無料+信頼できる取引先)のほうが安いというところまで来ている。この価格の上昇グラフを見て、おいらは諦めるどころか、ますます欲しくなった。


しかし、宇都宮ではもう「REGZA 37Z3500」は手に入らない。少しの差で売れてしまったのである。売約済みの札が貼られている「REGZA 37Z3500」を眺めながら、ため息をつくおいら。これが欲しい。これが欲しいのだ。しかし、おいらの考えの中に、液晶テレビをネットで購入するという考えは始めからなかった。液晶テレビは、あくまで大型家電量販店の5年保証をつけて、無料で設置してもらうのだ。この結論に揺るぎはない。


だからおいらに「REGZA 37Z3500」を手に入れる術はない。冒頭に戻るが、だから宇都宮で液晶テレビを買うなら、「AQUOS LC37DS3」しかない。


(4)53◎AQUOS LC37DS3 128,310

YAMADA 188,000(交渉後25%)→141,000


但し、ポイント還元後価格14万1000円が、価格.comの最安値を遥かに下回る12万960円まで下がらなければ、液晶テレビの購入は見送り、故障したブラウン管を1万円で直すことにする。「REGZA 37Z3500」に惚れてしまった今、「AQUOS LC37DS3」には12万円くらいの価値しか見いだすことはできないからだ。


(4)53◎AQUOS LC37DS3 128,310

YAMADA 188,000(交渉後25%)→141,000


「AQUOS LC37DS3」を、12万960円まで落とす作戦を今から披露しよう。188,000円の25%分のポイントというのは、47,000ポイント。つまりおいらの経験則上、ヤマダは本製品に、47,000ポイントまでならどんな場合も付けることが可能だ。やらなければならないのは、商品価格を下げて、ポイント割引のパーセンテージをあげること。そして別商品を一緒に購入するというまとめ買いの提案。あとはシャープ商品の交渉なのだから、シャープから派遣されている売り子を見付けて交渉する。取り敢えず、この3点だ。


最近、兄貴に光環境を整えろと熱く催促され続けているので、この際だから、今回「OCN with フレッツ」と契約して、光回線をひき、ついでに最後の手段。プロバイダも乗り換えることにする。これで188,000円の商品が168,000円になる。「2万割引が適用されるOCNのサービスに契約してあげるから、ポイントあげて」と言う。168,000円だとポイント28%還元で、47040ポイント。還元後の価格は、120,960円ということなる。これが最終目標のボーダーライン。


早速、実践に移す。某ヤマダでシャープの売り子を確認していたので、偶然を装い彼と交渉。おいらはいままで数日間テレビのことだけをダラダラと書いてきたけど、これは無駄に書いてきたわけではない。交渉の際、彼にすべて話すために、脳内で文章化されていたのである。つまりダラダラ書いてきたことは、今面と向かって対峙しているシャープの売り子に語られたのである。故障の驚き、液晶テレビの情勢、宇都宮の家電屋を巡った実録話、東芝37Zに惚れて振られたこと。そしてあなたにどうしておいらが話しかけているのか。時には愚痴ったり、嘆いたり、零したり、おいらが普段まったくやってない人間の弱い面を露骨に使っていく。これで25%が26%まで上げることに成功。そこでおいらは唯一まだ足を運んでいないK’sさんに今から行こうと思うんだということを話す。売り子は、わざわざ行く必要はないと言う。K’sさんは「AQUOS LC37DS3」を○○円で売っていますから。あそこは割り引いても○○円くらいですよと。おいらはそれでも行くと告げる。なにせあそこ(K’s)は本当に現金値引きが凄いですからね。そうですねーと相手。本日買って頂けるなら、本部に問い合わせてもう少しなんとかしてみますが、と売り子。おいらはいいと断り、やはりK’sに行ってくるよと告げる。それなら名刺をお渡ししておくので、K’sさんの提示額を持ってまた来て頂けますか。K’sさんの提示額よりお安くできると思いますから、と売り子。店舗をあとにする。おいらの脚本通りの会話を成立させることができた。「ボウリング・フォー・コロンバイン」会話術である。ドキュメンタリーを撮るなら必須のテクニックだ。


それはさておき、○店のヤマダさんは26%までいきましたよ。と他2店舗のヤマダさんに告げに出向いてみたが、あっそ、と一蹴される。ある一店舗は、188,000円から定価を178,000円に値下がっていたけど、これ二日前に交渉して○○が底値だったのだけど、定価1万安くなったからって、底値から1万安くしてくれるわけじゃないよね、と確認。そうですね、底値は同じですからねと、店員。なんだかなあである。これは余談だった。(つづく)