さて、新宿から夜行バスで京都駅に向かい、
翌朝6:30頃に、無事、京都駅に到着
3年半ぶりの夜行バス利用とはいえ、
まさか、座席間の通路が、あれほど極狭に改悪されていたとはツユ知らず、
それでも、私が、今回、この夜行バスの運行会社を選んだのは、
京都駅付近に、バス会社専用のラウンジがあって、そこで充電したり、お座敷で休憩したり漫画を読んだりできるからだったのですが、
コロナ禍とか、色々と世知辛い世の中だからでしょうか、
お気に入りだったお座敷は有料に変わっており
どうも、携帯充電もできないようで
仕方なく、到着後、ラウンジでの休憩は諦めて、
一日目の最初の目的地、
宮川神社へと向かったのでした
宮川神社については、前回ブログでチラッと説明しましたが、
簡単に言うと、
玉依姫(下鴨神社の祭神の一柱であるタマヨリヒメ)のお母さまである
伊可古夜姫(いかこやひめ)
が祀られている神社です
『山城国風土記』によると、
現在の京都の亀岡辺りに勢力を持っていた出雲族と、
京都盆地に入ってきた天孫族(の一つ)である賀茂族が
戦闘になり
やがて和議を結び、
その印として、
出雲族の長の娘である
伊可古夜姫(いかこやひめ)
が、
賀茂族の長であった
賀茂建角身命(かものたけつぬみのみこと)
の
“妻”
となり、
玉依姫を産んだ
ということです。
その賀茂玉依姫が、
鴨川で禊(みそぎ)をしているときに、
上流から流れてきた矢を拾ったら、
矢が男性神に化身し
玉依姫が身籠った。
それで産まれた神様が
賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)※京都の上賀茂神社祭神
だそうな
私が、
下鴨神社にシンクロご縁を感じるのは、
下鴨神社の糺の森(ただすのもり)に、
古代祭祀遺跡があり、
おそらく、かつては、自分も斎宮あるいは当時の巫女として、そこで何らかの祭祀をしただろうという過去世シンクロ意識があること、
また、下鴨神社の御手洗社(井上社)には、以前からシンクロ引き寄せ最強の
瀬織津姫
がいらっしゃること、
あと、
末社の祓社(はらいのやしろ)も、
玉依姫と賀茂建角身命(ヤタガラス)と瀬織津姫がお祀りされてて、
実は、下鴨神社の中で、一番強く私を呼んでくれてるのはココじゃないか、
と思うほど、
祓社からは引力を感じています
なので、私的には、
下鴨神社といえば、
主祭神の賀茂建角身命や玉依姫というよりは、
瀬織津姫と糺の森(祭祀遺跡)シンクロが強くて
毎度訪れていたのですが、
今回は、どうも、
八咫烏(ヤタガラス)のシンクロ引き寄せ
が多くて、
旅の前日になって、急に、玉依姫(賀茂)のお母さんである伊可古夜姫(いかこやひめ)の情報が入ってきて、
伊可古夜姫が、そもそも出雲族の長の娘というところにも強いシンパシーを感じたけれど、
天孫族、かつ、八咫烏(ヤタガラス)である賀茂族長と、
“和平のために結婚した”
というエピソードが、
なんか、どうにも私の巫女魂(みこたま)アンテナをバッチバチに刺激してきたのでした
多分、どこかの過去世で、自分も伊可古夜姫と同じように、
“和平のために”
人身御供のように相手の一族に嫁入りし、
自身が持っていた一族の宝やら呪術、技術なりを明け渡すとか奪われるとかしたことがあるようで、
そんなところに、強いシンパシーが働いたのかもしれません
それはさておき。
これまで一度も訪れたことがない、
なんなら出発前日に、ネットで検索中にシンクロヒットした宮川神社を目指して、
携帯バッテリーも頼れず、iPhoneの充電がどこまでもつかという不安にさらされながら、
とにかく伊可古夜姫をお祀りする宮川神社を目指して、
京都駅→JRで亀岡駅に移動→亀岡駅からバスで宮川神社最寄りのバス停に移動し、
一日目の朝8:25頃に、宮川神社最寄りバス停に到着しました
ほで、たまたま、道端の雑草地に、なんか光るものがある、、、
と思って拾い上げたら、
思いっきり土の中に埋まっていたビー玉でした
こういうのは、持ち主が探しているとはとても思えず、
また、“玉”をキーワードに持つ私のアンテナにキャッチされた時点で、
私とのご縁、と解釈されたので、
そのままギフトとしていただくことにしました
土を取り除いたら、まあ、ビー玉とはいえ、とってもキレイな青い玉を手に、とってもご機嫌になった私は、そのまま歩を進め、
すぐ近くで聴こえる鶯の歌にますますテンションを上げながら、ルンルン歩いていました
10分くらい歩いていて、立派な神社らしきものが見えてきて、
ここかな?
とGoogleマップを確認すると、
富家稲荷神社と出てる
えっ、ここ、どこ?
おそらく道を間違えたらしいことはわかったけれども、
来た道をただ戻るのは時間の無駄だし、
一応、富家稲荷神社から宮川神社までのルートを再検索したところ、徒歩13分だったので、
じゃあ、このまま来た道を引き返すよりは、進行方向を変えずに宮川神社に行こう、と決めて、気を取り直して歩き続けました
ほで、なんか、向かう先に、どうも山羊さんらしき動物がいるのが見えて
近づくまで、野良山羊さんなのか、繋がれて飼われているのかがわからなかったので、
かなり恐々と、山羊さんに近づいていった動画がコチラです
近隣のおじさんのクシャミに反応する山羊さんが可愛いですね
ほで、ここを通り過ぎてからのGoogleマップと実際の道なりが、どうも微妙に噛み合ってなくて
元々、どうしようもない方向音痴ながら、なんとか、宮川神社を目指して進むも、
何故か近づいているようで、なかなか入口が見えて来ない
やっと、この道標を見つけた時、宮川神社まで0.2kmと書いてあるので、安心したにも関わらず、
どうしてそういう間違いをするのか自分でもわからないけど、
何故か?
道標が示す矢印の方向を完全に読み間違えて、私は神尾山の方向に歩いて行ってしまったのでした
でも、負け惜しみじゃないけど、間違えた道がとっても私好みの素敵な道で、
古代出雲の磐座信仰を感じさせる巨大な磐座がたくさん
↑
なんか、亀ピみたいな磐座よね
ほで、歩きながら、なんか神様のお社が見えてきたけれど、、、
道を間違えてるので、金網フェンスの向こう側に鎮座まします神様(多分、貴船神社さま)
でも、懲りない私は、まだこの時点では道を間違えていることに気づいておらず
もっと先に、宮川神社の正面入口があるはず、
と信じ込んでいて、
まだまだ諦めずに、間違えている道の先を歩き続け、
ここらへんが、この、間違えている道で出会った、私のお気に入り度MAXポイントで、
なんて素敵な水辺なんだろう
とウットリしながら、さらに進んだところ、
急に、進行方向に、墓石と思われる石碑が立ち並ぶのが見えて
すでに先程の道標から200m以上歩いてるのに、一向に宮川神社の正面入口に辿り着かないのは、
いくらなんでも、おかしい
と、やっと気がついて、
目の前に立ち並ぶ墓石から逃げるように、ついにUターンして走り戻ったのでした
(続く)