最近「空」の思想をまた思い出してまたそこに触れようとしてる。
呼吸、特に鼻の内側を空気が通る感覚を認識した時、その認識の主体である何者かの存在に触れることができる。
世界の創造主なんかな。
その存在は常に冷静沈着で何より静寂を纏ってて、言葉で表現して伝えることは確かに難しい。
あと、たまに時間のない現在の瞬間を鮮烈に感じすぎて人生ってゆう連続した時間の概念が前提にある言葉が指し示すものに対して発狂しそうになる。
世界を生み出してる「意識」の存在を強く自覚した瞬間、何もすることがないというか、何をしても無駄というか、何もしたくない、みたいな変な吐き気に襲われる。
たぶん、これは虚無感。
あと、「世の中の現象全て、実体はない」てわかったつもりでいるくせに世俗的なものに対して普通に反応してる自分に矛盾を感じる、そして嫌悪感を感じる。
その矛盾はやっぱりまだカッコつけようとしてるから起こるんやと思ってる。
こうやって「空」とか立派な言葉を知ってる自分、それをちゃんと理解しようとしてる自分は周りとは違う秀でた人物である。そう思いたいんやと思う。
通常の自我を持ってると苦しいから、、ってゆう理由でそこから抜け出そうとしてるけどそもそもその動機が自我そのものの働きによるとしたら自分は今とんでもなくナンセンスやな。
どこまでも世俗的で複雑な煩悩にうまく転がされてるわ。
でももしそうやったとしても「空」の思想にはものすごい現実味を感じる。
これは確信を持って言える。
現実味を感じてる。