化学者のはしくれとして。

硫酸を軽く見たらいけません。

 

まず化学物質をペットボトルに入れないのは基本中の基本。

ペットボトルに入っていると誤飲する可能性がゼロではないから禁止事項。

 

劇物については、耐薬品性の容器を調べます。

硫酸はだいたいガラス瓶に入ってます。ポリエチレンでも大丈夫と思いますが。

ちゃんと調べてから入れます。

 

漏れてから危険物じゃないから大丈夫なんて。

濃硫酸に水をかけたら突沸して煙が出ます。

 

漏れた場合は、オイルマットのようなもの?でせき止めて回収するはず。

電車の中では無理か。

 

濃硫酸は学生の時実験で使ってました。

信じられないけど、ホールピペットで口で吸って10ml測りました。

ピペッターではなく口です。それは大丈夫でしたが

濃硫酸の瓶を素手でつかんだとき、壁面に付いていて、濃硫酸を素手で触ったことがあります。

一瞬で指が真っ黒になりました。水道が近くにあったので大量の水で流して大事には至りませんでした。

不思議なことに痛みが無かったのと後遺症がなかったのです。今でも思い出すトラウマです。

 

苛性ソーダも結構使います。

苛性ソーダは、皮膚を溶かすので少し触れただけでも針を刺す痛みです。

後遺症は残ります。やけどの跡が残ります。軽症だったので塗り薬で数日で治りました。

 

薬品については敏感です。

 

2023年4月から厚生労働省が化学物質の管理を強化しています。

 

 

 

今年の4月には、工場内で化学物質対策の説明資料を自分で作り、工場内で講習会を開きました。

来年の4月も講習会を開きます。

このニュースも題材に入れようか。他にも事故事例を入れようか。

 

 

さて話は変わりますが、この石丸市長。

めちゃくちゃ面白いです。スカッとします。

 

YouTubeがばずりまくりです。

昨日月曜日、雨の日だったので2時間、この市長の動画を見てました。