平成29年度末で第1種エネルギー管理指定工場のエネルギー管理者を解任されました。

 

理由は、当工場でエネルギー管理士の有資格者が私一人でしたが、昨年8月の試験にて2名合格しまして、有資格者が3名になったことです。もともとエネルギー管理をする部署の人ではないので、有資格者が増えるまでのつなぎでした。

 

平成27年2月から選任されていましたので、ちょうど3年となります。

 

3年間やることができたので寂しい気もしますがホッとしています。

 

エネルギー管理者は、割に合わない仕事です。

 

資格手当が出ません。私は公害防止管理者水質第4種所持で毎月1500円の資格手当をもらっています。また酸素欠乏硫化水素危険作業主任者で毎月1500円の資格手当をもらっています。エネルギー管理士は0円です。

 

生産性のない余計な仕事が増えます。省エネになればコストダウンするはずですが、省エネにするためにまだ使える機械を省エネ用に買い換える必要があります。設備投資が前倒しになります。

 

月末・年度末になると電気・ガスなどの使用量と各部署での使用量を照らし合わせて、前年度比など計算します。

前年度より増えた場合や減った場合は理由を探さないといけません。何時間もデータとにらめっこします。

 

やりがいのない仕事といってしまうと、選任されて頑張っている人に申し訳ないのですが、私はそう感じてしまいました。

 

3年間やったといいましたが、1年目は前年度比を超えてしまい、超えた理由を必死で考えました。2年目は前年度比より減らすことができましたが、全く評価されません。3年目も減りましたが評価されません。モチベーションがあがらないです。

 

2年前には、省エネルギーセンターの工場立ち入り調査があり、何十時間も書けて事前資料を作り、当日は丸一日調査対応をして、監査員に褒められ、99.2点という高得点を取りましたが、評価はあがりませんでした。モチベーションが下がります。

 

今引き継ぎをしている若手社員は、優秀なので私よりも良い成績を上げると思います。今も隣の席に要るのでフォローはしてあげようと思います。

 

エネルギー管理者の仕事が減った分ですが、公害防止管理者の仕事が増えます。こちらは頑張れば評価が上がりそうなのでやる気が出ますね。