さて、秩父神社の帰り道。寄り道です。
お昼は秩父駅前のお店で味噌豚肉丼とざるそばのセット。
カーナビに電話番号を入力して出発。秩父ミューズパークの近くです。
秩父錦 酒づくりの森
観光物産館と酒造資料館の2つありました。
物産館はいわゆる売店でして。あまり飲まない私は見て回っただけ。車なので試飲もできませんし。しません。
亀口から取った搾りたての無濾過・火入れなしの生酒は気になりました。食品業界の私としては無濾過火入れなしは菌との戦い。売れるまで冷蔵保管しても購入したあと一気に飲みきらないと腐ります。普通の火入れありのお酒でも匂いがつくのに火入れなしでは菌にやられるはず。そのへんは買う方もわかっているのかどうか気になりました。
酒造資料館は入館料が必要です。通常200円ですが、パンフレット提示で180円(団体料金)でした。
バスの団体客も受け入れているようです。たまたま重ならなかったので、4組くらいいたくらいですね。
酒林という杉玉らしいです。
貯蔵室も見せてもらいました。撮影OKとのこと。
うちの会社は見学受け付けてますが撮影NGです。
山田錦といえば代表的な酒造好適米。山田錦使用と書かれただけでその酒は売れますからね。それを40%まで削ります。60%は糠なので捨てるというか他の用途に使われるようです。米の芯はでんぷん質であり、周りのタンパク質や脂肪分は雑味になるから日本酒にはいらないとのこと。普通我々が食べる白米は3%くらい削って97%で食べているとか。山田錦の他に五百万石や美山錦の酒造好適米も使用しているようです。
日本酒はあまり好きではなかったのですが、神社仏閣巡りをするようになり、お清めとしての効果があることが実感できてますので少量飲むようにしています。日本酒という米のパワーは目には見えませんが少し感じられるような気がします。神社仏閣巡りをしていて目には見えないけど神様はいるのだろうと思うのと一緒だと思います。
日本酒は普通の純米酒パック(1000円未満)を常備しておき、気付け薬として家においてます。
酒造蔵を見ることはあまりないので、良い経験となりました。