今月中に、工場等現地調査の書類を仕上げなければなりません。

 

前任者のマニュアルらしきものは残っているものの、平成27年度の数字と合わせなければ行けません。各所での生データを編集して、届け出の数字と合わせる必要があります。

 

各所の電気量をあわせても、電力会社の請求表とあわないし。

 

ボイラーは、都市ガスの量と蒸気量をあわせないと行けないし。

 

また各設備のエネルギー使用量を理論値?に近い値にあわせないと行けないし。

 

そんな作業をずっとやってます。22時過ぎまでやりましたが終わらないので帰ってきました。

 

明日は休みです。12日に続きをやります。

 

エネルギー管理の実務をやり始めてわかったこと。

 

電気と熱、両方をわかっていないと仕事になりません。

何を当たり前のことと言われそうですが、試験制度は、電気または熱の選択制です。

 

私は電気主任技術者第3種持ちなので、電気で受験しました。

熱の知識は、ボイラー2級レベルです。

 

もしボイラー2級を持っていなかったら、「空気比って何ですか?」ってググっていたかもしれませんね。

 

今日は、蒸気量(トン)から熱量(GJ)に変換する公式をググってました。その後に前任者のマニュアルを発見。ほぼ同じような係数で変換してました。

 

私のような電気屋が熱がよくわからないと嘆くのも大変ですが、熱屋さんが電気を全く知らずにエネルギー管理者に選任されたら大変だと思います。

 

日曜日にエネルギー管理士試験が終了し、自己採点で合格を確信した人も多いと思います。選択しなかった分野の勉強を今から始めてください。選任されてからでは遅いと思います。

 

うちの会社の別の工場のエネルギー管理者は、電気主任技術者第3種持ちで実務経験豊富で、エネルギー管理士は熱分野で合格している強者です。私の師匠ですね。なにかあると電話かメールで相談してます。

 

前任者は、電気分野のエネルギー管理士ですが、熱はボイラー2級と冷凍機2種持ち。実務経験豊富な方です。ただすでに異動されていて忙しい人なのでときどきは様子を見に来てくれますがあまり頼ってはいけないなと感じてます。基本的には引き継ぎは終わっているのでね。

 

もう一人のエネルギー管理士は熱分野の人で、今はどこにいるのかさっぱりわからない。日本国内の関連会社や海外の工場のアドバイザーをやっているらしい。しばらく見てないです。

 

そういえば、別の工場で2名、熱分野でエネルギー管理士をこの前の日曜日受験していたようですが、便りがないと言うことはだめだったのかな。手応えありなら情報が入ってくるような気がします。

 

本社のISO課に、有資格者を増やしてくれと頼んだのですが、エネルギー管理士試験を受けるという人はなかなかいないですね。せめてエネルギー管理員講習だけでも受けて欲しいのですが。省エネを知らない人が多くて困ります。