現在の世界状況を理解するには歴史を勉強するのが一番です。

日本史 戦国・幕末は時代小説を読みあさっているのでそこそこ知識はあるのですが、
近現代は、なんとなくわかっている状況。

ざっくりいうと
明治維新で近代化
日清戦争で調子に乗り
日露戦争でひやひやの勝利、いや引き分け、痛み分け。
昭和初期 軍の暴走
中国大陸の泥沼にはまっているところにアメリカ参戦で万事休す。
敗戦後のどたばた、大混乱。
高度成長
こんな感じの理解度。

世界史はあまり詳しくない。
広すぎてつかみ切れていない。

ちょうどそんなとき、NHKスペシャルみています。

新・映像の世紀
第1集
百年の悲劇はここから始まった

第一次世界大戦
気になったのがアラビアのローレンス。初めて知りました。
今の中東戦争のきっかけを作った人。
イギリスの二枚舌外交で今も禍根を残している。


新・映像の世紀
第2集
グレートファミリー 新たな支配者
ロックフェラー、モルガン、フォードなど
さらっと流す。

昨晩12/21放送
NHKスペシャル 新・映像の世紀「第3集 時代は独裁者を求めた」

http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586613/index.htm l

ミュンヘン近郊の山荘で、くつろぐ柔和な表情のヒトラー。23歳年下の愛人エヴァ・ブラウン。
本当にヒトラーは悪人だったのかと、しんみり考えてしまった。
今まで教わってきた歴史は、イギリス・フランス・アメリカが正義の味方で、ドイツ・日本が悪もの。
しかも、つい最近、杉浦千畝の映画を見たばっかりで、ナチスドイツ=悪とすり込まれていたところ。

第一次大戦で敗戦国となったドイツを追い詰めすぎたのが原因で独裁者が必要となったのでは。
ヒトラーもイギリスとの約束を守り領土拡大しなければ、ソ連まで遠征しなければ。
アメリカはドイツが優勢とみて、ドイツに入れ込み、軍需品も売り込んでいたようだ。
歴史にIFはつきものだが、ドイツが勝っていたとしたらどういう世の中になっていたのか。
ソ連が参戦しなかったら。アメリカが中立を守っていたのなら。ユダヤ迫害をしなかったら。

まだまだわからないことが多いですね。
もう少し世界史を勉強します。