問題4 電子及び電子理論

交流回路 抵抗1 コンデンサ 抵抗2の回路 ちょっと複雑 スイッチ2個

(1)テブナンの定理に沿って電流を求める

1.端子電圧は、分圧の公式より求める。
  コンデンサと抵抗なので分数計算となる。

2.端子から電源側を見たインピーダンスを求める。
  抵抗とコンデンサが並列なので、和分の積で求める。

3.4.先ほど求めた電圧とインピーダンスを使用して、テブナンの定理より
  抵抗2に流れる電流を求める。分数計算がやっかいです。

5.抵抗2で消費される電力の計算
  先ほどの電流(ベクトル)より電流の大きさを求めて、電流の2乗×抵抗2
  虚数計算が面倒。

6.コンデンサに流れる電流を求めるが、スイッチAが閉じているので、
  コンデンサには全く流れず、スイッチAの方(抵抗値0)にすべて流れるらしい。
  
7.そのスイッチAに流れるのは、抵抗に流れる電流らしい。

(2)△結線された平行三相負荷
8.9 相電圧の大きさが100Vの時の線電圧を求める。Vabを位相の基準とする。
    ベクトルオペレータを使用し求める。

10.力率のcosθを負荷インピーダンスより求める。
   60度なので0.5

11.電流Iabを求める。線間電圧をインピーダンスで割る。
  虚数が分母にないように有理化する。

12.三相負荷全体の消費電力Pを求める。
   √3×線間電圧×線間電流×力率
   3×相電圧×相電流×力率
   どちらかで求める。
   ただ11で求めた電流は相電流なので、線間電流にするのは√3を掛けること
   力率を掛け忘れた場合の選択肢もあるので注意、√3を掛け忘れた選択肢もあり。


6.と7.は間違ったようなので、10/12 83.3%の正解率
もし8.9.が逆だとしても、8/12で66.6%の正解率
  
なんとか合格ラインの6割はキープできた様子。