問題1 事業用電気工作物の維持の記述    正解○
・事業用電気工作物は、人体に危害を及ぼし、又は物件に損傷を与えないようにすること。
危害か危険か? 損傷か障害か?法律なので迷わないようにする。あやふやでヒヤッとした。
・その事業用電気工作物の損壊によりその一般電気事業に関わる電気の供給に著しい支障を生じないようにすること。
損壊か停止か?損壊ですよね。迷うようではダメ。

問題2 電気設備に関する技術基準を定める省令、用語の定義。 正解○
・「電路」「電線」「電線路」「電車線路」「配線」の説明で不適切なものを選ぶ。
電線で強電流電気と弱電流電気とあったが、弱電流電気の伝送は弱電流電線と定義されている。
はっきりはわからなかったが、文章に違和感があり、選択したら正解だった。

問題3 支持物の倒壊の防止についての記述  不正解×
・架空電線路または架空電車線路の支持物の材料及び構造  材料か種類か?で種類を選んで不正解。風速40m/sか30m/sか?は迷わず40m/s

問題4 配電線の感電または火災の防止  正解○
・配線は、施設場所の状況及び電圧に応じ、感電又は火災のおそれがないように施設しなければいけない。  状況か環境か? 迷ってしまったが、状況を選び正解。
・特別高圧の移動電線は、施設してはならない。 移動電線か接続電線かは、移動電線を選んだ。 

問題5 水道管等の接地極について  正解○
・金属製水道管路と大地との間の電気抵抗値が5Ω以下の値に保たれていること。
 5Ωじゃなく3Ωですね。水道管は3文字なので3Ω 鉄骨は2文字なので2Ω。

問題6 電動機の過負荷保護装置  正解○
・初めて見る問題でしたが実体験を元に思い出しながら正解。
 電動機の起動及び停止を自動で行う装置を設置しても保護装置は必要。

問題7 低圧屋内配線の可とう電線管工事 不正解×
・苦手分野。二択まで絞れたが不正解。

問題8 昭和62年の過去問の類題 正解○
(a)揚水電力量と揚水効率と発電効率より発電電力量を求める。正解○
(b)発電機の定格出力と力率より、発電機の持続時間を求める。正解○
 定格出力がkVAなので力率をかけてkWにしておいて電力量を出力で除する。

問題9 昭和61年の過去問題の類題 正解○
(a)需要率、負荷率、不当率より最大需要電力を求める。正解○
(b)総合負荷率を求める。正解○

問題10 平成23年度の過去問の類題 正解○
(a)鉄損Piと銅損Pcをまず求める。鉄損は24時間分なので24を掛ける。銅損は負荷率をきちんと求めるのが難しい。負荷率の分母は定格容量 500kVAだが、分子は皮相電力に換算しなければいけない。例400kW 力率90%なら、400/0.9である。力率で割るのを忘れる傾向あり。注 意。
負荷率は、電流の2乗に比例する。電流は皮相電力に比例するから。
(b)上で求めた全損失電力量と与えられた出力電力量を使って全日効率を求める。

10問中8問正解なので、8割出来てます。とはいえ安心は出来ませんね。
もっと追い込んで10割出来るようにしたいと思います。