以前夫が仕事で
タイはバンコク の会社に呼ばれ
その会社のエグゼクティブ達に
講義をしに行った事があったんです。
私と夫のスケジュールは
中々合わず
一緒に仕事関係で旅する事は
殆ど無いのですが
この時私は丁度夏休み中。
友人カップルが
ジャマイカで婚約パーティーをするというので
アメリカからジャマイカ、
そして日本に飛び
日本での短期の仕事を終わらせた後
急いで日本からタイに飛んで
アメリカからタイへやって来る夫と
バンコクのホテルで合流する事に。
日本からタイへの旅は
アメリカから日本に行く事の多い私にとっては
ほんの国内旅行の感覚で
いとも快適 
何故か飛行機も
エコノミーからファーストクラスに
グレードアップして頂けて。
初めてのファーストクラスで
頂くシャンペンは
殊の外美味 
いざバンコクの空港に着いて
入国審査へ向かっていると
私の名前を書いた札を持つ
女性１人と男性１人が
通路で待ち構えて
いらっしゃる ではありませんか
もうちょっとお年を召された方でした
写真は こちら から
「 コップン・カー 」 と言いながら
近づいていくと
「 まぁ、お会い出来て良かった。
さあ、こちらへ
」 と
列から離れ車へと案内され。。。
入国審査の列を横目に
彼女はスルっと
特別レーンらしき場所を通って行きます。
「 あの、入国審査とか税関は？」 と
聞いてみると
「 貴方は良いのですよ。
バンコクの渋滞は有名ですが
その間にタイのお話でも 」 と
流暢な英語で話して下さる女性。
この女性、
夫が教える事になっている会社の方と判明。
男性は会社のお抱え運転手さんの模様。
長年旅をしていますが
入国審査なしで
外国に入れたのは初めてで
驚いた 
ホテルに着いて
５・６時間後に
アメリカから到着した夫にも同様に
お迎えがあったそうです
（ 彼は最初からファーストクラスの
飛行機のチケット 
）。
夫が教える会社は
王室と関係のある会社でしたので
そんな便宜も図ってもらえたのでしょうか
って
今でも謎です。
そして２つ目に驚いた事は
なんと 「 肌の色での差別感？ 」。
夫が教えていた会社の方が
講義の合間に
バンコクでの観光をお膳立てして下さって
プロのガイドさん が
色々とお世話して下さっていたんです。
そのガイドさん
暑い中グレーの制服を着て
如何にもプロっぽい。
タイの文化等も教えて下さって
「 タイでは、色の白い人がベッター。
グッド👍 」 なんて言葉がポロっと飛び出した 
「 だから、貴方のハズバンドは
貴方よりベッター。」
最初何を仰っているのか
理解出来なかったのですが
どうもジャマイカで
真っ黒に焼いてきた私より
（
即効で日焼けする女❣
お蔭で今そのツケが。。。 ）
日焼けしても赤くなるだけで
すぐ 真っ白になってしまう夫の方が
「 グッド 」 な人 と言っているみたい。
そのガイドさん更に続けて
「 ほら、あの人 （ 会社の方 ） は
色が白くてプリティで
良い人。
こんな感じかしらね
でも私は生まれつき色黒だから
ダメなのよ～ 」 とケラケラ明るく
お笑いになる。。。
タイに来て、
２度目の (＠_＠;)
ガイドさんによると
色黒はワーキングクラスの出身という
イメージがあり
（ え？ ダメなの？）
色白はお金持ちで
代々子供の頃から
大切に育てられた象徴なんだとか。
人種差別があるアメリカでさえ
そんな事を言われた事は
皆無でしたが
まさか同じアジアの方に
肌の色で差別があるって
言われるとは。
そう言えば
丁度タイに来る前の東京でも
行きつけのお蕎麦やさんで
我が母が
「 この子、本当は
色白なんですのよ
」 と
ジャマイカで真っ黒になってきた私の事を
謝って歩いていたので
（ 母よ、何故に謝る
）
タイにも似通った
文化があるのかなぁと
感じた一コマでした。
こんな事があっても
食べ物が美味しくって
人が穏やかで
エネルギーに満ち溢れた
タイは素敵な国でした 
又タイに行けるのは
いつになるのかな～
それでは皆様、今日も笑顔で、沢山の幸せをお届けしましょう～
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