正直書こうか迷ったけれど、書こう
僕は不思議な夢を見たんだ。まるで物語にするにふさわしい夢をね。
ある日の夜、いつになく疲れた僕は深い眠りについた。起きるとそこは雪国の列車の中だった。
『おい!結城おきろよ 』
え?
『もうすぐ着くぞ 』
,,,どうやら結城とは僕らしい。
他の友達に呼ばれて彼の名前は蓮
國達 蓮(くにたちれん )というらしい
蓮とはとても仲が良く付き合っていたようで。大親友らしい。
毎日のように朝起きては、蓮と三人でお互いの家か外で雪遊び・・
あ・・・そうそう!僕が乗っていた列車は北海道の登別に向かった
結城 藍介(ゆうき そうすけ)
どうやら僕の名前らしい
ともう一人 紅一点というべきか
薊野 志乃(あざみのしの)
三人で幼馴染らしい
志乃は蓮と付き合っていて僕はひそかに志乃が好き・・・そんなところか
夢なのでしっかりではないけれど外見で表現すると
國達 蓮・・・黒髪 目は大め スマートな体系 身長171
結城 藍介・・・茶髪 目は細め 小柄 身長168
薊野 志乃・・・黒髪ロング 美人な顔に高身長168
そんな三人は23歳で何にも興味津々のお年頃だ
初日列車で地元に帰ってきた三人はその晩三人で鍋を囲いながら短い休みを何して過ごすかの相談をしていた
志乃「どうせならさッ!スキーに行こうよ」
藍介「えー?またかよwいつもそうじゃん!」
蓮「まあそういうなって蓮、志乃の身にもなってやれよ(笑」
志乃「あー!ちょっと蓮どういうことよぉ」
蓮「だって志乃はさw 生まれも育ちも雪国なのにスキーが下手なんだもん」
藍介「だなwまるで足に重りついてるかのように直進あるのみだもんなwww」
志乃「曲がったことが嫌いなのよ!もう!おやすみ」
蓮&藍介「そ・・そこは曲がって行けよwwww」
2日目
今日は蓮の車で明日のスキーのウェアーや道具を買いに出かけることになった
蓮は朝早く迎えに来てはハンバーガーを食べに連れて行かれた
蓮「おはよ さてさていこうかw」
藍介「おまえさ~いつも思うけどはやくね?」
蓮「どうしても目覚めちゃうんだよなあwww」
藍介「そうかいwもういいやww」
蓮「食ったら志乃迎えに行こうか」
藍介「そうだな」
いつもながら二人は小食で軽く食事を済ませて、車で志乃を迎えに行くと志乃はすでに家の前にいた
志乃「時間通りね」
藍介「はやwwww」
蓮「メールしておいたんだ。大体何時ってね」
志乃「時間に正確なのはいいことね」
藍介「そうだな」
蓮「じゃあいこうかw」
志乃が乗り込んだ車内には、先ほどとは違って何か新鮮な空気が流れる
蓮と藍介はしみじみと志乃が女の子なんだと感じる。
志乃「そういえばさぁ?」
藍介「んー?」
蓮「どうした?」
志乃「新しいウェアーは何色がいいかな~?ネットで見たら好きなメーカーから浸食出てたんだよね~♪」
藍介「好きなの買えばいいじゃんwwwなあ蓮」
蓮「そうだなwwとりあえず行ってみなきゃわからないな」
藍介「売り切れてたりしてwww」
志乃「ソウ!こら!!そういうこというな!」
藍介「おーこわこわw」
そんなこんなで三人話に花を咲かせて楽しく向かっていると遠かったはずのショップもすぐついてしまう。
車を止めると三人は出遅れたことに気付く
蓮「駐車場満員だな・・・w」
藍介「ちょっとでおくれたかな?wwww」
志乃「ちょっとじゃないわよww欲しいの売り切れてなかったら怒るからね!」
蓮「き・・・きっとあるさw な・・なぁソウ?」
藍介「あ・・・あぁ・・」
考えてみれば11月のスキーショップはそんなものだろう・・・でもきっと三人は誰一人そこは気にしていないだろう
三人でつるんでるのが面白くてしかたないのだ
結局志乃はお目当てのものを見つけて蓮は白のウェアー藍介は黒のウェアー志乃はピンクのウェアーで派手目を選んだ
帰りはまた朝行ったハンバーガーショップで夕飯を済ませ明日に備えて早く寝たのである
3日目
朝五時から車に荷物を詰め込んで出発
北海道なのになんで朝五時かって?
志乃が「一番に入って親切を味わいましょう」
なんて言うからであるその張本人は後部座席で爆睡であるw
藍介「それにしてもよ~お前もよく志乃のわがまま付き合うよな?w」
蓮「そうか?かわいいものじゃないかwそれともう昔からの付き合いだから気になんなくなったw」
藍介「そういうものなのかw」
蓮「お前も大して変わらないけどなwwww」
藍介「まあいいじゃないかw」
行く時の車内は男同士でなんだかんだ楽しいものである
スキー場につくと志乃を起こし入口ゲートに集合することにし、二手に分かれた
20分後志乃は少し遅れて合流
志乃「おまたせーw」
藍介「おっそwww」
蓮「まあいいじゃないかwじゃあいこうか」
三人はリフトのフリーパスを買い午前中は三人で林間コースを回った
普段、自然が少なくなってきた為か新緑の中に入ると空気も違う
三人は新鮮な空気を存分味わった。
お昼は林間コース半ばにあるロッジで済ませた
三人とも久しぶりの帰郷で久しぶりのスキーとあってか、思いっきり遊んだせいでお昼のスープは身を温めた
そのロッジにある張り紙に藍介は目を止めた
‘新コースオープン‘
藍介「おいwwこれすごくないか?」
蓮「おおwwすごいなw興味を惹かれるよな」
志乃「でもこれ上級ジャン?私行かなーい」
蓮「ソウ行きたいのか?」
藍介「うんー行きたい」
蓮「じゃあ行って来いよ!志乃ともう少し林間コースまわるからさ」
藍介「そうか?わりーなw」
志乃「じゃあ午後は別れよっか」
蓮「そうだな」
そしてごはんも済ませると三人はコースに出た
夕方になり藍介は存分に新コースを味わってふもとまで滑っていると、ふもとの様子が何かおかしい
人だかりができていて、そこに藍介は寄っていく
藍介「どうしたんですか?」
客「なんか、女の子が行方不明らしいんだよ」
藍介「どんな女の子なんですか?」
客「それがねー」
そこに割って入ってきたのが蓮だった
蓮「藍介!大変だ 志乃が・・・」
蓮の顔は青ざめている
藍介「どうしたんだよ!志乃は?」
蓮「林間コースの二路で先で落ち合うはずが、出てこないんだ」
藍介「見に行ったのか?」
蓮「もちろんだ だけどいなかったんだよ」
藍介「とりあえずレスキューの人も探してくれているし、ここで待とう」
その夜は長かった、二人とも一睡もできずにただただ祈るばかりだった
朝になり今日は雨が降っていて一般客はどこにもいなかった
まるでいやなことを予兆させるような雨だった
昼ごろになり藍介は立ち上がった
藍介「俺やっぱり行ってくる」
道具を持って飛び出していく藍介
止めようと蓮は動くが間に合わない
レスキューに止められる蓮
蓮「藍介ぇぇぇぇぇぇぇぇ」
レスキューになだめられ蓮は待つことにした
そのころ藍介は二路のところまで来ていた
すると二路のわきに新しい滑った後を発見した
進んでいくと小さな洞窟がある
中に入ると志乃がいた
藍介「志乃!」
志乃「あらw藍介」
藍介「みんな心配してるぞ早く帰るぞ」
志乃「ごめんね、いつのまにか寝てしまって」
・・・っとここで眠りが浅くなってしまったのか
起きてしまったのだが なんか惜しい・・・・
