先日、オリヴァー・ストーンの監督作品「スノーデン」を観てきました。

とてもメッセージ性が強く、色々と考えさせられるものがありました。

スノーデンが訴えたかったことが忠実に表現されている作品だと思います。

あらすじなどは端折ることにします。ぐぐるか映画を観てください。


実際、世の中は何が正しいか解らず、答えがない問題が山ほどあると思うのですが、その問題提起の下となる情報が欠けてしまっては、その問題に気付かず生活しているとても危険な状態にあります。そこで、スノーデンはアメリカ国家安全保障局(NSA)が2007年から運営する、極秘の通信監視プログラムであるPRISMの存在を知り、常に市民の通信を傍受し、監視しているこの計画に関して疑問を抱き、内部告発により、そのプログラムの情報をメディアを通じて拡散させます。この情報を拡散し、問題を提起するという一連のプロセスは問題を解決することよりも大事に思われます。なぜなら、問題解決にはある程度型があり、考えれば誰でも答えられる、解決できるようなものが多く、解決のパターンも人によって異なるが、100人に同じ質問をしたらだいたいが他の誰かと合致する解答を出すのではないかと思います。逆に、問題を発見することに関しては、問題発見の切り口、見方、考え方はその人々が持っている価値観によってだいぶ異なってくるという点が重要ではないかと思われます。ということは、その人々によって問題の見え方は異なり、逆に価値観が先行して、問題にすら気づかない人もいるわけです。スノーデンの他のNSA職員もこのプログラムに疑問を抱いていた人々はいると思うのですが、逆にそこに問題を抱かずひたすら言われるがままに仕事をしていた人もいるわけです。おそらくだいたいの人々がそうであったのではないかと思っています。