back number@京セラドーム大阪(10月27日・28日)プチリポート! | Talking Rock!のブログ

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こんにちは! インターンスタッフの新山です。

先日、back number初のドームツアー「back number dome tour 2018 stay with you」の京セラドーム大阪公演(10月27日・28日)に行ってきました!



ドームだからといって派手な演出はなく、自分たちが一生懸命作ってきた歌を一生懸命演奏して観客に届けるという、昔から変わらない彼らのライブに対する熱い気持ちがより一層伝わった、素晴らしいライブでした。

ライブは静寂の会場に清水の息を吸う音が響きわたり始まった「瞬き」からスタート! これには私も他の観客たちも意表を突かれ、会場からはどよめきのような歓声があがりました。
「あれ?これ新曲?」と思わせる曲間のアレンジにも彼らのこだわりが見えて、ただただ聴き入ってしまいました。

ライブ中盤には、アリーナ後方付近に“サブステージ”と称された小さなステージへ歩きながら移動し、back number結成当時に使用していた楽器や機材を用いて約8年振りに3人のみで演奏するという嬉しいサプライズがあり、彼らの“観に来てくれる人を喜ばせたい”という“おもてなしの心”を感じました。

そしてライブ終盤。急に神妙な面持ちになった清水が、ステージ上で言葉を詰まらせながら、音楽や作品作りに対する今の自身の想い・心の状況を、声を震わせながら、時折顔を歪ませながら、建前抜きの本音を語り始めました。
その言葉を通じて、彼らがどれほど曲作りに懸けているのかというのが痛いほど伝わりました。

そして何よりも、自分たちがいちばんいいと思う曲を作り、いいと思うライブをやることに命を懸けてこれからもやっていくと宣誓したその言葉に彼の決意を強く感じました。

カッコつけすぎることなく等身大のままでステージに立ち、私たちにあらゆるパワーを与えてくれたback numberはまさに“スーパースター”でした。

アンコールでは来年4月からback number史上最大規模のアリーナツアーが発表され、さらに勢いに乗るback number! ドームツアーを経て新たなステージに立った彼らの今後に期待が高まります!