珍獣チュートン『TalkihgHead』を晒すスレ jp1 -22ページ目
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トラビアン -2日目- 10/2



◆2日目 10月2日


今日も「Onslaught」のIRC.chに入る。



19:06 (Talking-H) まいど、三河屋でーす

19:06 (Blunero) こんばんわ

19:06 (books) こんばんわ

19:06 (takedx) こんばんわ~

19:06(hide1111) こん



19:06 (Blunero) で、輸送についてなんですけど

19:07 (takedx) うん






さっそくスベったようだが

心の強い俺は気にしない。







しかしそれにしても

和気藹々と言うか、雰囲気のいいchだ。
真人間が沢山いて実に居心地がいい。
俺にはこういうふいんきがあっている。


ほんとみなさん礼儀正しくて、いい感じだ・・・。
ってか落ち着いてる。
俺の知ってるIRCはもっとカオスだったんだが、これが普通なんだな。
目からウロコが落ちる。

とりあえず、「www」とか「バロスww」などの2ch語が多くて

乱暴な言葉遣いの俺はここでは浮いている希ガス。
ちょっと自重しよう。
うん。
反省。










初心者&珍獣チュートン『TalkihgHead』を晒す


3日目が終わった直後からPK解禁なので、略奪用の兵隊を作る為

今日はひたすら畑と森と鉱山と粘土の増産に励むことにする。







そんな最中、俺はついつい

ヒマにあかせて

よせばいいのに

愚かにも




19:19 (Talking-H) なぁブルネロ

19:19 (Blunero) はい?
19:20 (Talking-H) これ、人数多いほうがいいよな?

19:20 (Blunero)当然ですね。数はそのまま戦力です。

19:19 (Talking-H) 昔 一緒にPKしてた連中に声かけてみようか?

19:19 (Blunero) あー、いいですね。んじゃそっちはお願いしますね。
19:20 (Talking-H) おk



今考えれば、ここが最初の大きな分岐点だった。

もう、普通のゲームには戻れない。

そんな瞬間だった。







そしてヤツラがやって来た

トラビアン -1日目- 10/1  其の二



◆10月1日 その2


携帯電話を切った後
Bluneroに、IRCへ呼ばれる



IRCなんて起動するのは何時ぶりだろう・・・。

UltimaOnline(以下、UO)で PlayerKiller(以下、PK)をしていた時以来だ。


あの頃一緒に圏外を走り回り

一緒に殺したり、殺しあったりした連中。



煽りも粘着も何でもござれ

味方を2chに晒すのなんて朝飯前

味方をフザケて攻撃するのは日常茶飯事

したらばと2chが、彼らの新聞

最低にして最高な連中だった。


そんな奴らだったが、今度の人たちもそんな感じなのだろうか。




ドキドキしながら、同盟『Onslout』のIRCに入ってみる。






21:54 (Talking-H) こんばんわー、よろしくですー
21:54 (kaomoji2) こんばんはー
21:54 (Blunero_) あ、きた
21:54 (JH__) こんばんは
21:54 (takedx) こんばんは
21:54 (Sho___) こんばんわ




素晴らしい。

挨拶のあるギルドだ・・・。
PKしてた頃とは大違いだよ。


というか、これが普通なんだよな。うん。

そうそう。

そうなんだよ。




深く心に感ずるものがあったが

とりあえずそれはさておきゲーム開始。


我が同盟『Onslout』は、足並みをそろえて21時30分より、一斉に登録。

南西の各地に初期配置されて散らばっていった。




初ゲームで何が何だかよく判らないけど
チュートリアルクエスト通りにやればいいらしいので
その通りに開墾と建築を進めていく。


何度も言うようだが、部族はチュートン
序盤からイケイケの攻め攻めで、近隣を荒らしまわって
周辺にプレッシャーを与える速攻タイプの部族らしい。

ほんとはこういうタイプは苦手なんだけれど(個人的には、晩成タイプのガウルが好き)
開幕から荒れ狂うタイプのプレイヤーがいないらしく、Blunero
「先輩、チュートンね ^^ 」と強制される。

覚えとけよ。

くsg





初心者&珍獣チュートン『TalkihgHead』を晒す



とにかく、開墾できるだけして寝る。

その手間、時間にして10分無い程度。


後はチャットしつつ、建物や資源タイルが育つのを

ひたすらボーーーっと眺めるだけ。



これ、まったりしたゲームなんかなぁ

すごく・・・ヒマで ダルいです・・・

新手のサンシャイン牧場か何かかですか?


退屈すぐる。



PK解禁(保護期間解除)まで@2日。





トラビアン -1日目- 10/1  其の一

◆10月1日


はじまりは

或る、秋の夜だった。


晩御飯を食べていたら、突然 携帯電話が鳴る。

大学の後輩であるBluneroのようだ。


それはjp1鯖のサーバー解禁30分前の出来事。

まだ引き返すことの出来た頃の話。


漏れ:「ん?どうした。俺は今 晩メシ食ってんだが・・・」


ブル:トラビアンしましょう! とりあえずググって登録ボタンをクリック!」


漏れ:「まぁ待て、時に落ち着けって」


ブル:「はやく ^^ はやく ^^


漏れ:「いや、だからトラビアンってなに?」


ブル:「はやく ^^ はやく ^^






かなりイラッとするが、理性で我慢。

なにを慌ててるんだコイツは・・・。


よくわからないまま軽目の殺意を抑えつつ「トラビアン」とググる。

すると中世SLGっぽいブラウザゲームのTOPが出てきた。






漏れ:「んー、これかなぁ。 で、これがどうした?」


ブル:「今から登録して下さい。もう時間無いんですよ。21時から始まるんですよ!


漏れ:「え、いや。・・・はぁ?」


ブル:「だからサーバーは1鯖で、方角は南西を選んで、部族はチュートン


漏れ:「よくわからんが、わかったにゃー」


ブル:「はやくして下さいよ。ほんとに。





唐突に電話を切られる。


とりあえず軽目の殺意が、心の中で本格的な殺意に変わるのを確認。

カタカタと怒りで震えるマウスを握り、ゲームを開始する。


次にリアルであったらボコるだけじゃ済まさないよ!

ゆっくりし(ry






この時、俺はなんで拒否しなかったんだろうか。

ほんとうに今もそう思う。


これが13ヶ月に亘るトラビアンとの付き合いの始まりだった。

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