森とエネルギー!? | DownToEarth

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【メモ】

湘南自然エネルギーマップをつくりたくて 鎌倉 長谷の暖炉屋さんと 炭やさん訪問。バイオマスエネルギーへの関心はいかに。


ノーザンライトストーブ
薪ストーブ 設置に規制は特にない。壁に穴があけられて煙突つけられれば消防法などで規制されることないとのこと。びっくり。

薪の調達・・・神奈川の木材を使うようにしている。厚木森林組合。鎌倉あたりは神社・仏閣が多いので造園屋さんに分けてもらえることも。あとはインターネット購入。


鎌倉の炭 すざく(株式会社ベルウッド)
もうびっくり。
いらっしゃるいらっしゃる。

鎌倉の山28箇所で森林整備ボランティアとして 山に入っている。メンバーは自社スタッフと雑誌(湘南スタイル)などで告知して集まってくる人たちなど。竹資源について無料で譲り受け 木更津の自社窯で炭化させる。3分の1は山に撒く。参加している土壌の改良のため。

環境中の土壌は科学物質などに含まれる重金属で参加している。その土壌で育つ森林、竹も重金属を含んでいる。それを取り除く方法で炭化させないと、炭を使用するときにまた重金属成分が環境中に戻ってしまう。すざくさんの窯では 97%の純度の炭化をすることが可能。→「炭素率が高い」という。
現在 竹だけでなく、雑木(森林整備時に出る)の炭化にも取り組んでいる。

ちなみに木更津の窯(炉)は炭化炉の他 乾燥炉もある。炉は自然性能が高く完全燃焼をさせることができる適切な性能のもの。立ち上がりのエネルギーは化石だが、最小限量で、乾燥炉の方は竹チップやひのきチップを燃料にされているそうです。

※すざくさんの炭は 燃焼エネルギー源としてではなく、壁装塗料や飲用、食用にして、環境(身体を含む)浄化用としての使用を提案されている。室内塗料として使用した場合は 化学物質を無害化する性能(吸着ではない)があるそう。炭の壁装材は通電する素材でした。

原発事故の汚染が続いている被災地へ すざくさんの炭が土壌汚染の無害化のために送られているそうです。

お話を伺った鈴木代表は 空気・土・水など環境の浄化を早急な課題としてストレートな取り組みをされている。生活の中で 人が摂取する空気は1日に25~27kgにもなるそう。食べ物などは3kg程度。いかに空気環境のクリーンさが重要か。それは身体の健康のためだけにとどまらず、心の健康、ひいては思いやりに満ちた 社会の創られ方にも関係してくると。

エネルギーとは 直接的な結びつきはないかなと思ったら、完全なエネルギー自給を実現させる炭を使った蓄電装置を研究中なのだそうです。発電のしくみも、、これはまだ未公開。

そして啓蒙活動として鎌倉のお寺でコンサートやシンポジウムも開催していると!!!

地球環境(水・土・森林・空気)とエネルギーと浄化。三位一体で進化を遂げるかな。


12月10日(土)13時~17時 建長寺
「奏で、語り合い、未来の里山を次世代へ」
鎌倉の美しい里山継承プロジェクト1st企画

第一部 朱雀コンサート
ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、

第二部 講演・シンポジウム15:15~
講演:「割り箸が地域と地球を救う」
講師 鹿住貴之さん(NPO法人 JUON NETWORK 理事・事務局長)

シンポジウム:「里山って何だ!」
パネリスト 鎌倉風致保存会常務理事・台峯の生き字引・神奈川県森林インストラクター・ベルウッド鈴木社長・北鎌倉湧水ネットワーク代表の皆さん