非常に暑い日が続いています。

昨日の午後は

西から大きな雲が急にわいてきて

ひんやりとする風を運んできました。

またいきなり降りだすんじゃないかとヒヤヒヤあせるものでした。

・・・なんで昨日の話をしているのかっていうと、

実はこの記事、昨日UPする予定だったからなんです。

だいぶ(というか、ぜんぜん)間に合いませんでしたけど。(苦笑)

 

そんなワケで、

今日のオススメのお話は雲に因んだコチラの作品。

 

本 くものニイド(ポプラ社) 本

絵・文:いとうひろし 目安時間:5分

くものニイド/いとう ひろし
 
くものニイドは「クモの巣大王」の異名をもつ巣作り名人。
ニイドのつくる巣はとても頑丈で、どんな虫も逃がしません。
それどころか、ジェット機や空飛ぶ円盤だって
ひょいひょい捕まえてしまいます。
そんなニイドの巣ですが、
たったひとつだけどうにもこうにも捕まえられないものが。
それは、「風」。
毎度逃げられてしまう上、
丹精込めて作った巣まで壊していく風を
このまま見過ごすわけにはいきません!
 
低学年から3年生ぐらいにオススメします。
 
ニイドは名人の名にかけて特製の巣を編みあげます。
さすがの風も一網打尽です。
ところが、あまりにも風の力が強かったので、
ニイドは巣と一緒に空に舞いあげられてしまい、
それっきり戻ってきませんでした。
でも、夏の空に大きくふくらんだ白い雲が出てくる度に、
仲間のクモたちは
「あれはニイドが風を捕まえるために作った巣の雲だ。」
「ニイドの雲だ!」と名人ニイドを思い出すのでした。
 
・・・ニイドの雲、にいどのくも、にーどーぐも、にゅうどーぐも・・・。(笑)
 
ってなワケで、
夏に出る、真っ白くて大きな雲のことを
入道雲と呼ぶようになりましたとさ。f(^^;)??
 
「入道雲」という雲の名前を知ってると
言葉遊びの楽しさが倍増するんですけどね・・・。
ま、「ニイドの雲」が名前の由来だと思い込むお子さんがいると
ちょっとかわいそうなので、
読後に一言添えてあげたり、
次に、雲についての科学絵本を読んであげたりするのも
いいかもしれません。
 
ちょっとひねったタイトルもなかなか気に入っています。
読み進んでいくことで
「入道雲」にたどりつく工夫がスゴイですね。
余談ですが、
だいぶ以前にこの絵本を読んであげたクラスで
ニイドの雲のことを『龍の巣』だ、と言い張るお子さんがいて、
ジブリの影響力の大きさをつくづく思い知らされました。
雲に限らず、「呼び名」は難しいものです。
「龍の巣」も詩的でいいんですけどね・・・。
でも、この本では「にゅーどーぐも」なんだってば!(苦笑)

毎度トートツではございますが、

ちょっとおもしろい本を見つけたのでご紹介します。

  

本 ケーキやさんのゆうれい(フレーベル館) 本

:マージョリー・プライズマン :ジャクリーン・K・オグバン

:福本友美子 目安時間:13分

ケーキやさんのゆうれい/ジャクリーン・K. オグバン
 
この国一番のケーキ職人のコーラ・リー・メリーウェザー。
どのケーキもお菓子もとってもステキで、みんなうっとりします。
でも、コーラ・リーおばあさんはいつもむっつり無愛想。
そんなステキなケーキを作る人にはとても見えません。
ある日、そのコーラ・リーが亡くなってしまいました。
町のひとたちははじめはなんとも思っていませんでしたが、
牧師さんがお葬式で
コーラ・リーの店で売っていたケーキの名を読み上げると
あの素晴らしいケーキの数々が
もう二度と食べられないことをみんながものすごく悲しみました。
 
中学年から5年生ぐらいにオススメします。
 
コーラ・リーの店は売りに出されます。
次から次へと腕に覚えのあるケーキ職人が入りますが、
どの人もなかなか居つきません。
コーラ・リーのゆうれいが出ては、ケーキ作りのジャマをするのです。
果敢にも、ゆうれいが出るというこの店を買い取ったのは
アニー・ワシントンという若いケーキ職人。
アニーも猛烈な妨害に根負けしそうになり、
どうしたらおとなしく店を譲ってくれるのかをゆうれいに尋ねました。
ゆうれいは、
自分が涙を流して感動するようなケーキを作ってくれたなら
もう二度とジャマをしないと約束しました。
 
若いケーキ職人は考えつく限りのケーキやお菓子を
焼いて焼いて焼きまくります。
ゆうれいは、食べて食べて食べまくります。(苦笑)
とうとうアイディアが尽きてしまったアニー。
町の図書館でコーラ・リーの店のことが書いてある本を見つけ、
最後の勝負をつけるケーキを作ります。
それは、コーラ・リーの店のレシピで作った、
コーラ・リーのための誕生日ケーキだったのでした。
身寄りのなかったコーラ・リーは、
自分のためにおいしいケーキを作ってくれる人が誰もいなかったのです。
ケーキに感動したゆうれいは満足して、旅立っていこうとします。
ところが、今度はアニーがそれを許さなかったのでした。
それから二人は楽しく一緒にお店を切り盛りしましたとさ。
 
う~ん、ゆうれいが守り伝えるお店の味!
これぞまさしく老舗の隠し味と言えましょう!!
(・・・そうなのかな?笑)
ま、だいぶ内容をはしょりましたが、
出てくるケーキの様子がどれもこれもおいしそうなんですよ!
ホント、食いしん坊にはたまらない作品ですので、
機会があったらぜひ一度読んでみてください。
アイディアが出尽くして困ったアニーが頼るのが
「図書館」っていうのもなかなかナイスだと思います。(^^)v

男の子を中心に人気のアニメ、「NARUTO」。

ま、好き嫌いはバッチリ分かれることと思いますが、

ご存知の方もきっと多いことでしょう。

さっきまで、下の子と一緒にぼ~っと見てました。

・・・ワザの名前がおもしろいですねぇ。

「アマテラス」やら「スサノオ」やら、果ては「イザナギ」まで。

そのうち「いなばの白ウサギ」も出てくるんじゃないの?(苦笑)と

下の子に言ったら、

「ナニ、それ?どーゆー関係??」とあっさり返されてしまいました。

ナヌっ!?たしか、アンタの学年には読んだはず!

 

本 くにのはじまり(あかね書房) 本

:赤羽末吉 :舟崎克彦 目安時間:10分

(残念ながら、イメージ画像は見つかりませんでした)

 

高学年から中学生にオススメします。

神話はどちらかというと

男子の興味をひかないジャンルなのですが、

知っている言葉が出てくるとなると

またハナシはベツなんですよね~。(苦笑)

 

日本の神話6巻シリーズの第1巻目です。

イザナギ、イザナミの男女神が結婚して

日本の島々やたくさんの神々を産み出します。

火の神を産む際に、イザナミは火傷のために死んでしまい、

悲しんだイザナギは妻を連れ戻すため黄泉の国に下ります。

しかし、イザナギは

地上に出るまで姿を見ないでくれというイザナミの条件を破ってしまい、

死んだ妻の恐ろしい姿に仰天して一人で地上に逃げ帰ります。

ようやく妻から逃れて地上に戻ったイザナギ。

身を清めたときに

「アマテラス」「ツクヨミ」「スサノオ」という三神が生まれましたとさ。

 

「アマテラス」は太陽、「ツクヨミ」は月、

「スサノオ」は黄泉の国をそれぞれ司る神です。

皇室の祖先を辿りたどると

神話の神々にまで遡るらしいこともあって、

ともすれば

日本の神話は煙たがられてしまうのがちょっと残念です。

ま、血統と切り離して改めて読んでみると、

ギリシャ神話や北欧神話とも

相通ずる部分が多いことに気づかされます。

これを機会に

いろいろな国の神話を読み比べるのも楽しいですよ。(^^)