自分をマルチタスク化する(経営法務) | タキプロブログ 合格者が伝える中小企業診断士試験「突破後」のノウハウ!

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中小企業診断士試験の『合格後』のノウハウについて、お伝えするブログです。
診断士の収入、資格の更新、企業内での活用方法、青色申告・確定申告等の申請、などについてお伝えします。

おはようございます
金曜朝の栄養剤、破れ障子@タキプロです。

今年初めて1次試験の勉強をしている方は、そろそろ講義の残る科目も減ってきたかと思います。
昨年の私は、仕事柄得意でアドバンテージがあった経営情報システムが終わり、ちんぷんかんぷんで、私には重たーい科目、経営法務に差し掛かるころでした。
(震災翌日が経営情報システムの答練、2次スタートアップ講義、という予定)

※本題からは外れますが・・・。私は震災直後の遅れを、3月末にWEBフォローでキャッチアップしてました。年度末でお忙しい方も多いと思います。遅れをとらないように頑張ってください!

さて、今日は、私が苦手だった1次試験科目、経営法務を克服した方法についてお話しします。(通学の人の目線で書いていますが、独学・通信の方にも共通する内容です)


まずは、苦手科目ランキング ~破れ障子編~

 企業経営理論 (特に戦略論!)
 経営法務
 経済学・経済政策


文系科目苦手ですね~。
 企業経営理論 については、改めてじっくり話すとして・・・。
今回は、 経営法務 の克服に役立ったポイントを紹介します。



 克服方法(1) 専門化の原則 

1次対策で、私は基本講義(10月~4月)の間、
下記のような工程で学習を進めてきました。


予習、講義で理解
     ↓
復習、過去問で知識の使い方を確認
     ↓
【答練前】 ポケットサイズの「トレーニング」で知識の定着を確認
 (ガリガリ君が先週紹介していた一問一答
     ↓
【答練】 本試験のリハーサルのつもりで、選択肢に悩む
     ↓
【答練後】 記憶があいまいなところを覚える!叩き込む!
 (ノートにまとめたり、カードを作ったり・・・)
     ↓
【5月以降】 過去問で問われる論点、問われ方の傾向を把握

こんな流れでした。



大事だったことは、各工程において、その時にやるべきこと だけ に集中すること。
理解もしつつ、記憶もしつつ、問われ方も確認する・・・。そんなの無理です!!7人の話を同時に聞いた聖徳太子でも無理です。人間は、一度に一つのことしかできないんです。
もし複数の作業を同時にできる人がいれば、よほど慣れている作業なのか、それぞれの作業を順番に切り替えながら処理しているだけです。(経営情報システム的に言えば、マルチタスク)


  

特に、経営法務なんて、初学者にとっては、ほんっっっとにちんぷんかんぷん。
日本語じゃないんです。初見でわからなくて当然。
最初から全て覚えようなんて思わないでください。諦めることも肝心です。

 不法行為って何?
 特許は聞いたことあるけど、商標と著作権って何が違うの??
 カシタンポ責任?なにそれ食えるの?きりたんぽと違うの?
 しゅーちひょーじこんどーじゃっき・・・?
  ↑
破れ障子の経営法務講義中の心の声です(^-^;

私のように法律の勉強をしたことがない方は、法務の過去問を見てください。日本語に見えないはずです。(特に、後ろの方で出てくる、知的財産権関連の問題なんか、、、)



そんなわけで、今やることに専念すること!
診断士的に言えば、専門化(Specialize)すること。
そう、3Sの基本ですね。運営管理でやりました。

マルチタスクは、長い目で見た時にそう見えるだけです。
素早く複数のタスクを切り替えて実行しているんです。
私たち人間は、切り替えのスピードがCPUのように早くありません。


予習の時は、太字のキーワードだけ拾ってノートにメモしてみる。
授業中は、話に置いて行かれないようにテキストを読み込む!
わからないことは授業直後に聞きに行く!恥ずかしいけど聞いてみる!
次の授業の前に、前回習ったことを忘れていないか見てみる!
(たいてい忘れてます・・・)

最低でも、置いて行かれないように、だけはがんばってください。
他のところは後からでも挽回できます。


 克服方法(2) 勉強仲間 

どうしても経営法務、経済学・経済政策とかって、学生時代に勉強したことがあるかどうかで、ハンディキャップがあると思いがちです。かくいう私もそう思ってました。

実際、法学部や経済学部出身の人は、もともと一定レベルの知識を持っています。でも、これは後から分かったことですが、そういう知識がなくてもキャッチアップできる方法があります。苦手科目を克服するための、最強の武器・・・

それは、 「勉強仲間」 です。


自分が得意な科目、苦手な科目。皆さんそれぞればらつきはあります。
受験校で勉強している人も、通信・独学の人も。



組織は、構成員の持っている強みを活かします。
その強みは、構成員それぞれで異なります。
みんなが違う強みを持っていて、持ち寄るからこそ、組織力が生まれます。
これは、組織が組織であることの理由の一つですね


通学の方!
次の授業が始まる前、隣に座っている人に声をかけてみてください。
その人は、あなたの悩みを解決できる答えを、実は持っているかも。
あなたは、その人の悩みを解決できる、とっておきの答えを持っているかも。


通信・独学の方!
タキプロでは、通学以外の方に勉強仲間を作ってもらえる機会を提供しています。
それは、セミナー & 勉強会 !!


3月24日のセミナーでは、先日お話ししたパネルディスカッションだけでなく、受験生の皆さんのディスカッションの時間もたっぷりとる予定です。また、4月以降の勉強会では、頻度を増やしながら、自習の回も設けようかと考えています。(通学の方も、もちろん参加してくださいね



1人が2人になって、3人になって、グループができて・・・
そんな中で、あなたの合格確率は、確実に上がってくるはず。
ギブ&テイクの精神でいきましょう
(特に、2次対策ではグループ学習が格段に効果的です!)


診断士の試験は情報戦という面もあります。
セミナー、勉強会とも、皆さんの参加をお待ちしています

◆セミナー(3/24)  詳細 応募
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