Aimer
あの時先生は
どうして私に声をかけたのか
質問を積極的にしたわけでもなく
真剣に授業を
受けていたわけでもなく
至って普通の生徒だった私を
先生は呼び止めた
「頑張ってくださいね」
たった一言だったけど
その言葉はすごく重かった
その言葉にどんな意味が
どんな想いが込められてたのか
知る術はない
でも、私と目を合わせて
何かを感じたんだろう
人の生き方って様々だとおもう
私の道は合ってるのかな
何を躊躇ってるんだろ
私は
卓弥くんに人生を捧げた
あとは生きていくだけ
私はただお金を稼げばいいだけ
それを躊躇うってことは
捧げきれてないのかな
でも
卓弥くんが死んだら
私は死にますよ
冗談なんかじゃなくて
それほどには捧げてる
正直もう思い残すことは
何もありません
自分の死を願う私
明日を願う友人
正反対に見えて
実はそんなに変わらない
だって
死ねないんだから
死を願うのは明日を願うから
死を願う裏側に
明日を願う自分がいる
私はあんたで
あんたは私
ねぇ
なのに
どうして追いつけないの?

