6月



俺たちがずっとお世話になってきた

立川Heart Beatという

大切なライブハウスで、

ずっとお世話になってきた人が

去ってしまった。


自分にとってこれは本当に大きな事で

辞めるって事は今まで何回も聞いてたし

なんなら俺たちのライブを見て

踏み止まったって話を聞いたくらい。


いつ辞めてしまうんだろうかと思いながら

ここ何年かは一緒にやってきたから

遂にこの時が来てしまったんだなって

そんな気持ちになった。


俺にとって、立川Heart Beatという箱は

その人ありきと言っても過言ではなかった



Heart Beatのスタッフとして名前だけ

在籍してた状態だった俺は

その人がいなくなった後も

残り続けるかを考えた。

けどまぁ色々あってね

昨年の7月頃から

仕事は全く与えられてなかった

状態だった俺は

バンドもやれんし生活もあるし

稼げなきゃ始まらんので

違うバイトをしてたりした



それでも、俺は自分から

辞めます

って言えずにいたまま

6月が近づいていた



どこかで、まだ必要とされたかったし

そういう機会がくる事を信じてたし

望んでいたからかな。

何よりその場所が好きだったし。



けれどまぁ、ライブハウスは

会社であって、そこには色んな事情もあり

熱い気持ち とか

情 とかそんな綺麗な言葉だけじゃ

片付けらんない事がたくさんある。



例えば、俺がこの状況を打破したいと

本気で

死ぬ気で

大切な箱を守り抜く覚悟で

改めて会社の人と話をして

スタッフとして居続ける選択も

あったかもしれない。




だけど

このままじゃダメだ って

改めて自分が本当に何をしたいのか

考えた。



やっぱり一番俺がやりたいことは

バンドだった





だから俺は大きな決断をした




俺には大きな夢がある。

いつでも空を見上げていたい。

自分をもっと高めていたい。


バンド本気でやりてえって

夢を見させてくれた

立川の小さいライブハウス。

その事実は揺るがない。


高校生の頃はまだHeart Beatという

世界しか知らなかった俺は

KICK THE CLOCK というバンドで

色んな箱で色んな人たちに出会って

刺激的すぎる毎日を送ってきて

その分 色々と考える事も増えた。




一時はスタッフも務めていた場所を出て、

近隣の店舗に移るというのには

覚悟が必要だった。

周りの非難もある事は当然わかってた。




何故決断出来たかは

俺の中でいたってシンプル。



みんなのヒーローで居続けるか

それとも、もっと大きな目線で捉えた

みんなのヒーローを目指すか


俺はもっと大きな目線で見たい。

ここで終わりたくない。



もちろん、違う音楽の現場で

働いたからって

大物になれる俺!

なんて全く思ってないよ(笑)


何かを変えたかっただけ。



それにはやっぱり音楽の現場である事が

俺にとっては必要だと思ったし


立川が好きで、

ライブハウスが好きで、音楽が好き。

バンドで叶えたい夢がある。



俺みたいな奴は

慣れた環境にいるとどうしても

自分に甘えちゃうから




同じ立川でも

こんなに世界が違うんだって

新しい仲間や先輩に出会った刺激を

とにかくもっと吸収したかっただけ。


KICK THE CLOCK を始めてから

今までの自分の甘さを

めちゃくちゃ痛感した。


同じ街に、別のカルチャーを持った

箱が存在する。

めちゃくちゃ恵まれてる。


だからこそ、フラットに見てる。

両方とも良い場所だから。




今まで散々ライブしてきたあの箱の

あのステージで

今まで俺が喋ってきた事は

嘘じゃないよ。

嘘にさせない。

それは俺含め、KICK THE CLOCKが

もっと大きくならんと

きっと証明出来ないんだろうな。


だから、俺は前に進む。



あの箱で出会った仲間、先輩、後輩

全員にそれを証明したい。



冷静に振り返ると

やり方はかなり強引だと思う。


当時はかなり焦っていたな。

でも、そうでもしなきゃきっと俺は

決断が出来なかったと思う







俺たちがやってきた事は

間違ってなかったんだよって、

必ず証明するんだ

って

そういうパワーでこれからもやってくから



そう思わせてくれたのは間違いなく

Heart Beatで出会った人たち。




自分自身でめちゃめちゃ悩んで決めた事。

後悔はしてないし

今は毎日すげえ楽しい。



6月はメンバーが抜けたりだとか

色々と変化の連続で

7月〜8月とここ2ヶ月くらいは

バタバタしてるな。


けど、どれもこれも

俺は前向きに捉えてます。



何かが変化するという事はとても怖い。

だけど、変化を恐れていては

きっと成長出来ない。


人生も、バンドも変化はつきもので

新しい環境も、新しい道も

今までの環境も、

その道筋が今の自分を作るためのもので

何一つ欠けていい事なんてない。
良い事も、悪い事も全て。




思い出よりも

もっともっと輝いてる未来を作る事を

常にイメージしてる。


毎日楽しいです!

バンドやるぞー!!

KICK THE CLOCK / タクヤ