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私は昔から親との仲が悪く、つい一年前までしょっちゅう些細なことで衝突をしていた。 もちろん今でも衝突はするのだがだいぶ昔より少なくなったように感じる。


私は最近人生で重大な決断をした。それは大学を退学してしまうことだ。私の将来の目標の仕事と今後のこと全部ひっくるめて一世一代の決断だった。


親と何回も話し合いの末、私は大学を辞めるという話で落ち着いた。その後何日かピリピリした状態が続き、些細なことで衝突することになり、うんざりした私は家を飛び出し親に黙って一人暮らしをすることを決めた。私自身もう20代で大学も辞めるなら自立することが今の自分と家族に必要な事だと思ったからだ。


家を飛び出して何日かのホテル暮らしを終えなんとかマンションを借りることが出来た私は一人暮らしが決まり親に報告に行くことにした。私の予想では家を出ていったことや勝手に色々決めたことなどを怒鳴られながらまた喧嘩になると思っていたのだが、両親とも驚きはしていたが私の予想とは裏腹に最初にかけられたのは心配の言葉だった。母親はしきりに「帰ってきたら?」と言うし父親は口数こそ少ないが最初に発した言葉は「上手くやれてる?」だった。


私は正直両親のことは苦手である。母親とはよく色々な言い合いをしていたし、父親はよく怒られていたので怖かった。昔のことが全部なかったことになる訳でもないし、優しくなったからチャラというわけでもない。だが、以前に比べれば割と苦手意識は減り、割と仲良くできている自信があるし、今回進路や自立をして親の言っていたことが身に染みたこともある。


1年前、病院の先生に「子供がいくつになっても親からしたら子供は子供なんだよ」と言われたことがある。以前の私はこの言葉を聞いてもよく分かっていなかったが、親がなんだかんだ心配してるのが分かり漸く先生の言った言葉の意味を理解することが出来た。


今日久しぶりに実家に帰り、両親に近況報告をした帰りに母の作ったチャーハンをもらって帰ることになった。マンションに帰り久しぶりに食べる母のチャーハンはなんだかしょっぱかった。