ラーメン二郎を宅麺で食べたい!! -2ページ目

ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!

お取り寄せラーメンサイト「宅麺.com」で二郎が食べたい!
熱い想いを胸に、宅麺営業マンがおやっさんを口説き落とすその日まで...

決戦!!今日のラーメン二郎@三田本店 2013/06/27

※時間がたっぷりあったので長編になります笑



26日夜。

颯爽と田町に繰り出す。


カバンにパンツを入れて。


漫喫に着いたのが22時過ぎ。

4時に行くには5時間しか寝れない。


今夜が山田。




ふと気になる漫画が目に入る。


「ULTRAMAN」。


ふと手に取る。

何だこれ超面白い。

ウルトラマン山田になりたい。



気付いたら0時。




飲み物を取りに行くと、続きが気になっていた漫画を発見。


「グラップラー刃牙」。


強くなりたい。




気付けば1時前。

決めた。寝ない。


ここでも馬鹿炸裂。


その後漫画を読み漁り、3時半過ぎに二郎に向かう。







3時50分、二郎@三田本店に到着。

$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!


見よ!これが漢の朝二郎だ!!

誰もいねぇ。








4時10分、誰も来ない。

(おかしいな。おやっさんも店員さんも4時からって言ってたよな?)

黄色と白の二郎Tシャツをきた男、おもむろにラジオ体操とストレッチを始める。

ストレッチ山田。







4時半、誰も来ない。

(あれ?まさかの臨時休業?いやいやまさかね。そんな馬鹿な事…。)

不安になり始める。


座りたいが、床が濡れてる。

おもむろにカバンを漁る。

脱ぎたてのパンツを発見。

パンツをひいて座る。

おしり冷たい。暇だ。







5時、誰も来ない。


ハトが沢山寄ってきた。

その数9匹。

ハトに取り囲まれる。


$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!



ハト使いの山田。


ハト観察を始める。

スズメ可愛い。
ハトきもい。







5時15分、ゴミ回収車登場。


回収おじさん「おはようございます!」


山田「おはようございます!」


回収おじさん「あれ?鍵無いんですか?」


山田「そうなんですよ。」


回収おじさん「入れないんですね。雨振らなくて良かったですね。」


山田「はい!(頼むから地面のパンツに気付かないで。お願い。)」


山田「何時頃来ますかね?」


からおじさん「えぇ?知らないんですか?もうそろそろだと思うんですけどね(訝しげな顔)」


山田「ですよね。待ってます!(怪しまれてもいいけど、パンツには気付かないで。お願い。)」


回収おじさん「お疲れ様です!|д゚)チラッ」

(・д・)チッ


orz







5時30分、バイクで誰か来た。


店員さんだ。でも見たことない。


山田「おはようございます!」


店員さん「おはようございます。(超怪訝な顔)」


山田「おやっさん何時頃来ますかね?」


店員さん「6時頃ですね?というか…」


山田「あっ、すみません。営業マンです。何かお手伝いする事あります?(おやっさん6時って…あれ?)」


店員さん「いえいえそんな。」


山田「ご挨拶だけでも。宅麺の山田と申します。」


店員さん「あぁ!!あの麺半分の人ですか?」


山田「ん?あ、はい!そうです!宜しくお願いします。」


麺半分の変な奴で通ってるらしい。(おやっさん6時頃って…あれ?)







5時50分、ひたすらハト観察を続ける。


なんと!
気付けば12匹に取り囲まれていた。


あっ。(2種類いるぞ。あっちメスだな。てことはこれがオスか。)

オスメスの区分けがつくようになった。


あっ。(あの首太いのはボスだな。ずっとクルックー言ってる。リーダーシップあるな。)

ハトの序列が分かるようになった。


ハトマスター山田。








5時55分、颯爽とカッコイイ人が現れた。


おやっさん満を持して登場。



おやっさん「あれ?なんだよ!」


山田「おはようございます!」


おやっさん「駄目だよ!帰って!」


山田「僕4時から待ってたんですよ!」


おやっさん「駄目だよー!入れないよ!」

(あれ?自分おやっさんが4時からって言うから4時からいるのに…まっいっか。)


おやっさん「おい!物凄いやつがいるぞ!おい!」


店員さん「笑」


山田「おやっさん、何かお手伝いする事ありますか?」


おやっさん「駄目だよ!下心ある奴は入れないよ!」


山田「…。」


おやっさん「お前下心の塊じゃねえか!」


山田「掃除でもニンニクでも何でもしますので!」


おやっさん「下心しか無いじゃねえか!ダメ。帰んな」


山田「そんな!下心なんてないですよ!(苦笑)」


おやっさん「馬鹿も大概にしろ!帰って。」


山田「では待ってますね。」


下心の山田。





おやっさん「おぅ勝手にしろ。」


おやっさん「いや、やっぱ帰れ。お前いると気になってしょうがねぇよ!後で食べに来い。」


山田「分かりました。3分だけ。3分だけ時間下さい。そしたら退散します。」


おやっさん「分かった。何だよ。」


山田「真面目な話なのですが、来月宅麺3周年なんです。それでどうしてもと思いまして。今日は真剣です。」


おやっさん「ダメ!何回言えば分かるの?ダメなんだって。」



山田「…」



山田「分かりました。販売はしません。そのかわりにプレゼントさせていただけませんか?」


おやっさん「プレゼント?」


山田「販売は一切しません。宅麺のお客さんに3周年のプレゼントを。」


おやっさん「ダメダメ!売るのもプレゼントも一緒だろ。おたくとは取り引きしないの!!」


山田「そこを何とか。一回だけで、数食だけでもいいので!!」




おやっさん「だからよぉ。いい加減にしろよおめぇ!」

ヤバイ雰囲気。
でもここで引いたら負けだ。



山田「お願いします!このままだと帰れないです。」


おやっさん「お前の気持ちも十分分かるんだよ。仕事だからな。でもダメなんだよ。悪いけどやらないよ。ごめんな。」


山田「…。」


山田「 でも3周年なんです!僕を日本で一番幸せな男にして下さい!!


おやっさん「ダメ!一回やると終わりなんだよ。分かってくれ。」



山田「…。」



山田「分かりました。では写真だけ。このままだと本当に帰れないです。」 


おやっさん「やだよ!そんなのお前の勝手だろ?」


山田「お願いします!」


おやっさん「なんで?来たって証明?」


山田「はい!」


おやっさん「おい!写真撮って!それですぐ帰ってもらおう。」


山田「ホントですか!ありがとうございます!」

手が震える。涙出そう。


おやっさん「で、何処かに載せるの?」


山田「ブログに…。」


おやっさん「ダメダメ。」
(奥に引っ込もうとする)


山田「ちょ!ちょっと!ごめんなさい!載せません。載せませんから!」


おやっさん「ホントだな?もし載せたら今後一切口きかんし付き合わないからな。」


山田「分かりました。(あっぶねぇ…)」




店員さん「いきますよー!ハイチーズ!」

パシャ。




約2年。

おやっさんとのツーショット写真をGetしました。



山田と山田のツーショット。
山田の融合。
山田ダブルマシマシで!!。

(おやっさんごめんなさい。)


激レア。
宝物。



という訳で載せたいのですが、載せられません。ごめんなさい。



また、宅麺での提供はまだ難しいです。
本当に申し訳ございません。




これだけブレない生き方をしてきたおやっさんだからこそ、
二郎はここまでになったのかもしれません。


取材拒否。
変えないスタイル。
崩れない牙城。
ブレないおやっさん。



これが二郎です。


これがおやっさんです。



そこにしびれる!あこがれるぅ!!

すみません。




山田「ではまた後で来ますね。」


おやっさん「おぅ!待ってるわ!」







6時15分二郎を後に。

1人でカラオケで熱唱しようとしましたが、どこも空いてませんでした(つд⊂)


宅麺パートナー店のむらさき山が田町にありますので、
手伝いに行こうかと思いましたが、まだ流石に店主不在でした。



2時間半時間が空いたのでガッツリブログを書くことにしました(笑)



まだまだ続きますよ!笑



時間がある方は読み進んでください。


長文の山田。






8時前。


再び二郎へ。



なんと!!

おやっさんが裏でハトに麺の切れ端をあげていた。


その数なんと!!
ゆうに20匹。


ま、まさか、レジェンドハトマスター!?


やっぱり山田の親父の背中はおっきいぜ。

勝てねえよ…。



さっきまで逃げ回っていたハト達があんなに幸せそうにしている…。


流石おやっさん!!



裏でしばし歓談。


山田「もう、今日で諦めそうですよ…。」


おやっさん「おぉぉ!そりゃめでててな!嬉しいわ。」


山田「でも、まだ完全に諦めてませんからね?」


おやっさん「お前こんだけしつこいから、俺はもうやってもいいと思ってるんだよ。そんな大した事じゃねえからよ。」


おやっさん「ただな。これだけお店多くなってんだろ?俺が勝手な事やると他の店に示しがつかねえんだよ。」

おやっさん「真似されたりな、色々あるけどよ、他は勝手にやってくれれば良い。ただ、二郎だけは皆で仲良く盛り上げていきてえんだよ。喧嘩しねえで、会ったときは手握りあえる仲でいたいんだよ。だから裏切ったり、勝手な事は絶対に出来ねえ。」



はっ!

これはきっと本音だ。

今まで色々惑わされたけど、感覚で分かる。

おやっさんの本音だ。

営業マンの勘。



でもねおやっさん。


それ言われたらどうしようも……

いや、全店口説くフラグ立つじゃないですか…。



そんな壮大なフラグここで立てられるとは…。

怖い店主さん約40人ですよ?

関東ならまだしも、札幌や仙台にもあるんですよ?



マジかよ…。

果てしねえ二郎への道。

エベレストよりたけえよ。



真剣に色々と考えないといけないな…。








OPEN前。


おやっさん「はいよーぉ!入っていいよぉ!」


オープン前に、店員さんの横で食べる二郎。



$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!



何もオーダーしなくても麺半分にしてくれるおやっさん。


野菜多めに入れてくれるおやっさん。


マンモスうれピー(*´ω`*)



山田「今日本当に4時にきたんですよ!おやっさんそう言うから。」


おやっさん「苦笑」


店員さん「本当に来たんですか?(笑)凄いですねぇ。」

いやいや店員さんも4時からとおっしゃってましたよ?
それで僕4時からだって確信したんですよ?笑

しかも泊まりって言ってたのに、今日普通に田町駅の方から歩いてきてましたよね?笑


うーん、これは可愛いがられてる証拠。


うれピー(*´ω`*)



おやっさん「今日はすげー幸せだよ!こいつ遂に諦めたってよ!いやー幸せだね。」


店員さん「おめでとうございます!」


フッフッフ。

一度諦めたと思わせといて、本音を引き出す作戦だったのですよ(結果論)

引っかかりましたね。


山田「おやっさん、一撃必殺、形勢逆転という言葉があってですね…。」


おやっさん「あめぇよ!俺は落ちないよ。」


山田「今日の写真は宝物です(*´ω`*)」


おやっさん「おぉー。ほんとこいつはすぐそうやって…。よく言うねえ。アブねえやつだわ。」


店員さん「まだあきらめてなさそうで不安なんですけど…。」


おやっさん「お前さぁ、その辺の人に『よっ!社長!』っていって呼び込みした方がいいよ。本当にあきらめねえし、しつこいから。しつこすぎる。そっちの方が向いてるよ笑」


山田「本当ですか?そうしましょうか!笑」

(これは油断してますね( ̄ー ̄)ニヤリ)


おやっさん「新宿の歌舞伎町店紹介してやるよ!店の前使っていいように言っとくからさ(笑)」


あれ?それ以外にいいんじゃない?
山田の独壇場じゃない?笑



おやっさん「お前呼び込みしてたら店行ってやるよ笑」


山田「あざーすっ!お待ちしてます笑」


おやっさん「でもよぉ、これでお別れだと思うと一抹の寂しさがあるな。」


おやっさん「あっ!あくまでも一抹だからな。勘違いすんじゃねえぞ!」


( ̄ー ̄)ニヤニヤ




山田「ご馳走様でした!また来週!」


おやっさん「おぉー!もう来なくていいからな!」


山田「ではまた。」


ご馳走様でした。




次回予告(仮)

山田の二郎巡礼の旅?(仮)

乞うご期待!!(仮)




こんな駄文を最後までお読み頂いた方、ありがとうございます。

勝手ながら、二郎につきましては、一旦これで一区切りとさせて下さい。



諦める訳ではありませんが、このまま通う以外の方法を考えないといけないです。

今日でそれを再度実感しました。


今後も仕事に関係なく二郎は大好きなので、普通に食べに行くと思いますが、通常業務との兼ね合いもあり、営業方法も含め暫く考えます。


食べに行ったときはつらつらと書きたいと思います。


長文失礼いたしました。

宅麺山田


P.S.
あなたはどの山田が良いと思いましたか?
個人的には、「ハトマスター山田」「下心の山田」あたりがツボです。



▽ラーメン二郎@三田本店情報(宅麺山田調べ)

住所:東京都港区三田2-16-4
   JR田町駅から徒歩約10分
   都営地下鉄三田駅から徒歩約8分。

電話番号:非公開

昼営業時間:大体08:30~15:00(おやっさん)
夜営業時間:大体17:00~20:00 (息子さん)

定休日:日曜・祝日(臨時休業あり)



▽ラーメン二郎三田本店 社訓

一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経

二、世のため人のため社会のため

三、Love & Peace & Togetherness

四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気

五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、
  社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ

六、ニンニク入れますか?
今日のラーメン二郎@三田本店 2013/06/14


▽ニンニク剥きのくだりについては前回ブログをご参照ください。
『聖地ラーメン二郎三田本店へ』 by宅麺取締役 ノマケンVer




今朝、目が覚める。

今日は二郎にいかねば。

そう、ニンニク剥きに。



朝6時に行こうとしましたが、
もし断られた時僕がいても迷惑だろうなと思い、8時前に到着。






はい。
寝坊しただけです。

ごめんなさい。




勿論お店のシャッターは閉まってる。


裏を覗くとおやっさんの背中が見えた。



営業当初くらいドキドキ、どきどき。


鼓動が早くなる。


ドキドキ、どきどき。



店の裏についた。
(あ、何て言おうか考えてない)


時が止まった。


パニック。フリーズ。


山田「おやっさん、どうもニンニク剥き屋さんです。」



えぇ、きましたよ山田が。

ニンニクの山田。



まっピンクの宅麺と書いたTシャツを来た男がいきなり現れた。

そしてニンニク剥き屋さんとかほざいてる。


怪しい。

怪しすぎるだろ。


そりゃ怒るわ。



おやっさん「あ?」


山田「いえ、ニンニクを剥きに…」


おやっさん「なんだよ?」


山田「あ、ニンニク…。」


ここで引き下がってはニンニクの山田のプライドが許さない。


山田「ニンニクだめですか?」



えぇ。
そこには既に綺麗に刻まれたニンニクがありましたよ。


山田「もう終わってますね…。何時から仕込みなんですか?」


緊迫した空気がずっと漂う。


逃げちゃだめだ。

空気に飲まれちゃ負けだ。


空気は読むものじゃない。

あえて読まないのがニンニクの山田だ。


おやっさん「4時からだよ!」


山田「え?ホントですか…。」


おやっさん「冗談だよ!食うなら座れ。食わないなら帰れ。」


山田「食べます!えぇ、普通に食べに来ただけなので。そんなニンニク剥きなんておこがまし
い…何言ってんですかねホント。」


ニンニクのプライドなんてクソ食らえだ。


何だよ!ニンニク剥き屋さんって。

普通に考えておかしいだろ!



そのままOPEN前の店内へ。


おやっさん「だからダメだって言ってんの。宅麺はやらねえって。」

山田「…」



店員さんが上から降りてくる。

店員さん「あれ?今日早いっすね。というか早すぎますよ。」

えぇ、ニンニクの山田ですから。


山田「ニンニクを剥きに…。」


店員さん「ホントに来たんですか(笑)それじゃ遅いっすよ!もっと早く来ないと。」


山田「仕込み何時からですか?」


店員さん「4時からです!」


あっ、ホントだったんですね。

もう頭あがらないです。
足向けて寝れないっす。


山田「あれ?でも4時だと、始発ないじゃないですか。」

店員さん「えぇ。なので泊まりです!」


二郎本店の3階の謎が解けた。
何気にビッグニュース。


ちなみに2階は製麺室。
二郎は全店自家製麺です。


これ書いていいのかなぁ…笑



おやっさん「おい!それ以上言うな。コイツには何も教えるな。」

おやっさん「今度4時に来るだろこいつ。」



あれ、これはフラグですか?


あぁなるほど。


フラグですね。分かります。


ビンビンですね。


流石おやっさん分かっていらっしゃる。



こちらは最初からその腹づもりなのですよ。
今日は寝ぼ…空気を読んだだけですよ。



ニンニクの山田をなめんじゃないわよ!



その後しばし歓談。




おやっさん「もうちょっと待っててな。少なめ?」


ふぁぁぁぁ(*´ω`*)

嬉しす。

山たん嬉しす(*´ω`*)



山田「はい!お願いします!」



そんなこんなで着丼。


$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!


メンスクナメヤサイニンニクスクナメ。




おやっさんが僕の一杯のみを作ってくれた。


No1ではなく、onlyoneの一杯。


open前の一杯。


感慨深い。



心なしかいつもより綺麗に見える。


いつもより輝いてみえる。


キラキラしてる。(油が)


すっごくキラキラしてる。(脂が)



頂きます!!



うまっ!
何これ。


何でこんなに美味しいの?
感激。



料理ってやっぱり面白い。


味覚、視覚、嗅覚、聴覚、触覚だけじゃなく、心でも味が変わる。

第六感で味わう。

それが料理。

素晴らしい。



その後主に娘さんの話しを中心に色々と話しました。

「おやっさん宅の最寄りの郵便局」、「娘さんのお名前」、「醤油の秘密」
等々を話しの節々から感じとりました。


ニンニクの山田をなめんじゃないわよ!!


色々とビンビンですから!



嘘です。ただ楽しい話をしていただけです。

はい。




山田「ご馳走様でした!ちなみに来週は何時に来ればいいですか?」


おやっさん「だからもう来んな。お客としても来んな。食べに来んな。頼むから。」


山田「ご馳走様でした!ではまた!」


おやっさん「おい!もう来んなよ。」



次は○○区で会いましょうね、おやっさん('∀`)

グヘヘへ。

これも嘘です。ごめんなさい。



それにしても朝4時はつらいよぉ…。

朝弱いのに…。



ご馳走様でした!!


$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!




▽ラーメン二郎@三田本店情報(宅麺山田調べ)

住所:東京都港区三田2-16-4
   JR田町駅から徒歩約10分
   都営地下鉄三田駅から徒歩約8分。

電話番号:非公開

昼営業時間:大体08:30~15:00(おやっさん)
夜営業時間:大体17:00~20:00 (息子さん)

定休日:日曜・祝日(臨時休業あり)



▽ラーメン二郎三田本店 社訓

一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経

二、世のため人のため社会のため

三、Love & Peace & Togetherness

四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気

五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、
  社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ

六、ニンニク入れますか?
『聖地ラーメン二郎三田本店へ』

※宅麺創業者の一人で、宅麺役員のノマケンと申します。
※本日は、山田に代わり僕が担当します。



「ショウダブルカラメヤサイマシニンニクタップリ!!」


大学生の僕らにとって、それは魔法の言葉だった。


お金はないが、食欲旺盛。
いくら食べても満腹になかなかならずに、しかもすぐに腹が減る。

そんな僕らが600円台で死ぬ程満腹になり、
24時間腹持ちのする二郎は、まさに魔法の食べ物だった。



がしかし。

僕の通っていたのは成蹊大学。
慶応大学に行けなかった学生の通う学校だ。

偏差値で負け、運動も大抵勝てず。
しかも慶応ボーイなどともてはやされるシティ風な響きに比べ、
武蔵野市に位置する成蹊はちょっぴり田舎臭い。

そんな慶応コンプレックスを唯一癒してくれるのが「ラーメン二郎」だった。

特に体育会学生からの支持は厚く、
一度二郎に一緒に行くだけで親友に、
三度二郎に行けば親戚になれるくらい。

「ラーメン二郎」は僕たちにとって特別な存在だった。



そう。
ある日、突如として僕らの「ラーメン二郎」が「ラーメン生郎」と名前を変えるまでは・・・


大人の事情から、僕らの青春の「ラーメン二郎」吉祥寺店は、
あろうことか、ある日を境に名前が「生郎」に変わってしまったのだ。

「二郎」の看板の「二」という箇所に線を3本足して「生」になったのだ・・・


慶応学生との唯一の共通キーワードを失ってしまった僕らは、偏差値、運動に加えて、
ラーメンでまで屈辱を喫し、3たてを決められることとなったのだ。




前置きが長くなってしまったが。
ジロリアンになりそびれ、ナマロリアンと成り下がった僕にとって、
二郎本店は聖域と言っても過言ではないほどに、特別な場所だった。




あれから18年。

僕は宅麺というサービスを立ち上げ、ラーメンに携わる仕事に従事している。

中学高校の同級生とたった2人で始めたサービス「宅麺.com」は、
おかげさまで月間5000人近い人に利用して頂けるようにまで拡大し、
ラーメン屋さんの間でもそれなりの知名度を持つようになった。


でも、ラーメン二郎は相変わらず特別だった。

そんなラーメン業界のアンタッチャブル「ラーメン二郎」に勇猛果敢に切り込んで行き、
現在、「日本で最も二郎に近い営業マン」「二郎すぎる営業」「山田二郎」など、
様々な異名を取るようになったのは、なんと我らが宅麺チームの若人山田だ。


こいつは頭はすこぶる悪いが、性格は良い。

想像するに、二郎のおやっさんは、
やたら人懐っこい野良犬をかわいがるがごとく、山田に心を許したのであろう。

否。


真実は、たった1つ。

僕が何を言おうが、僕が聖地と恐れ戦き、近づくことすら出来なかった総本山に、
彼は一人で乗り込み、日本で最も二郎に近い営業男になったのだ。



山田さんすげー。




今日。

僕は山田さんに連れられて、ラーメン二郎本店に「朝二郎」を決めに行った。

facebookで「二郎へいざ出陣!!」と書き込むと、
宅麺と二郎の商談と勘違いした友人らから、「ついにですか?」「いよいよ決戦ですね!」
などと過激なコメントが相次いだ。

「リアルジロリアンの目に触れ、そして逆鱗に触れ炎上でもしたらどうすんだこのやろー。」

そんな思いを胸に、さらりとコメントを流しつつ、いよいよ入店。




毎週のように通い詰めている山田さん。

さすがに落ち着いている。

僕は、普段いぢり倒しの、バカにしまくりの山田さんに悟られないよう平静を装う。



こめかみ近辺にまで達する心臓の音。

がたがたと細かくビートを刻む膝。

声を発すれば裏返ってしまうのではないかという喉の乾き。

雨に打たれた子犬のような心配そうな顔つき。



極度に緊張していた・・・


このとき程、山田さんがまぶしく見えたことはなかった。




いよいよ二郎のおやっさんと対面。


なるほど。

店内の雰囲気。

そこに流れる空気。

店員さんたちの面構え。

全てが本物をまとっている。



だがしかし。


おやっさんは僕らに一目もくれない。

山田さんから伺っていた話では、もっと仲良しなはず。

明らかに話しかけてくんなビームを放っている。



全く会話もないままに、着丼。


$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!


山田さん・・・・

これ、量すごくないっすか?

麺半分っすよね?

豚の厚さ、はんぱじゃなくないっすか?



醤油ダレを丼に入れる際、
スペシャルにワイルドな入れ方をするおやっさん。

下手をするとレードルに入れた半分近い量が豪快に丼の外へ飛び出して行く。

そして、元気よく飛び出して行った醤油ダレは、
並べてある丼の外側に尋常じゃない勢いで付着する。



そして何よりも驚いたのが、湯きりだ。


ちゃっちゃっちゃ。



軽快なリズムで、心地よい湯きり音を奏で・・・・


ん?湯きり短くね?


ふと隣の山田さんに目をやると。

「そうそう、これこれ!」みたいな顔して薄ら笑いを浮かべている。


どうやらこれが本家二郎流湯きりらしい。

相当量のお湯がスープに飛び込んで行く様を、小さくうなずきながら見守る山田さん。


かっこいい!



$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!


上述の通り、なんたってすげーのは豚(チャーシュー)の厚み。

何かの間違いじゃないかと疑いたくなるレベルの厚みと表面積。


山田さん曰く「豚増し」にすると、
この2枚入っている巨大豚が、8枚程入ってくるらしい。


ごいすー。



40目前になった僕に取って。

食べ終わった後は。


やはりそれなりに胃袋にガツンと打撃を与えてくれた。

脳内に眠る欲望を、何か呼び起こされたような。

そんな気持ちだ。



何とか二郎のおやっさんとの会話の突破口を探し、
突撃を試みたのは、食べ終わる寸前。


明らかに警戒の色を強めて行くおやっさんに、
僕は唐突にドヤ顔を決めてこういった。



「うちの山田を養子にしていただけませんか?」


全くもって自分でも意味不明なことを口走ってしまった。

緊張していたのだ。


「ふざけんじゃないよー。そんなやついらねーよー。」

おやっさんの愛のカウンターパンチが炸裂する。



次なる一手はこうだ。


「大量のニンニク、手でむくの大変じゃないですか?山田をニンニクむき要員として派遣させてください。」



意表をつかれたおやっさんに、一瞬の隙を見た気がした。


「宅麺ならそのくらいならやらしてやっても・・・・いや、いらねーよー。そんなやついらねーよ。全く。危ねぇ!」




ここしかない。


「毎日通わせますので。給料はいりません。そのかわりラーメンを数杯わけてください。」



牙をむく僕におやっさんは言った。


「きたきたきたよー。ホント色んな手を使ってくるねーおたくは。もうやめてくれよ~。」



本能的にここしかないと意を決し、
執拗にニンニクのむき始め時間を聞き出そうとする、僕と山田さん。



最後まで曖昧なまま、明確には答えてもらえなかった。



でも、そこに。

僕は一縷の望みをかけたい。




次週

「にんにくむきの修行初め」

山田さんのブログに乞うご期待っ!!



P.S.

山田さん、今日はありがとうございました!!


おやっさん!

僕が先に席を立った後、
「お前の上司だけあって、ものすげーうさん臭いな!」
とおっしゃって頂いたようで。

ありがとうございますっ!!さすがですっ!

また会いに行きます♪





▽ノマケン
http://www.facebook.com/kenichi.nomaguchi?fref=ts
今日のラーメン二郎@三田本店 2013/06/05


今日はスタートアップの社長さんと一緒に二郎へ。

10時過ぎに到着。


店員さん「お次の方は小で…。」


途中で僕の顔を見てフリーズ。

えぇ。
来ましたよ山田が。

今夜が山田。



山田「おはようございます!小2個でお願いします。」


おやっさん「今日は昼で閉店だな。お前来たから。」


山田「ダメです。」


おやっさん「おっ!今日は宅麺の社長連れてきたの?」


社長「違いますよ笑普通に食べに来ただけです!」


山田「宅麺とは無関係の方ですよ!」


おやっさん「ほら、社長に氷入れて出して!氷!」


人の話聞いちゃいねぇ。


社長「いえいえそんな。」


おやっさん「ほら氷差し出してあげて!あっ!うち氷無かったわ。ごめんね。」


流石おやっさん。


絶対氷ないの知ってますよね?笑

今日もお茶目です。



山田「二郎Tシャツ再販売して下さいよ!」


おやっさん「販売するって行ってたんだけどなぁ。」


山田「娘さんに宅麺と二郎のコラボTシャツ作りましょうって言ってもらえます?笑」


おやっさん「俺が!?」


山田「はい笑」


おやっさん「そんな事行ったら何されるか…。言ってもいいけど、先生から呼び出しくらうよ?」


そ、それは勘弁を…。

娘さんに直接連絡するしかないですね…

うん、そうしよう!笑

※ちなみに娘さんがエルーセラという通販サイトを運営しています。
※詳しくは以前のエントリを参照下さい。




そんなこんなで着丼。


$ラーメン二郎を宅麺で食べたい!!



メンハンブンニンニクスクナメヤサイ。

今日はとろみがあり、味濃い目でした。



~以下山田の妄想~


おやっさん「俺、資産いっぱいもってるんだよ!」


山田「ほほう。いかほどですか?グへへへ」


おやっさん「俺ん家夏場は涼しいんだよ。床下に金の延べ棒沢山あるからな。」


山田越後屋「ほほぅ。実は私、山田と申しまして、おやっさん代官様と同じ名字なのですよ。血縁関係にある事存じてますか?」


山田越後屋「というかむしろ息子です。」


おやっさん「越後屋お主も悪よのう・・・」


山田越後屋「いえいえ、お父様ほどでは。」


~山田の妄想終了~



実際は、

山田「実は私おやっさんと血縁関けry」

おやっさん「ない!」

山田「いやいやそんなこry」

おやっさん「ない!」

でした・・・orz



おやっさん「こんなフザけた事ばっか言ってるとよぉ。ネットにすぐ書かれんだよ。」


おやっさん「二郎の総帥、夏場は床下の金の延べ棒で涼んでいるらしいとかさ(笑)」


山田「(笑)それは酷いですね!そんな事書くとか考えられないです。寧ろそんな奴がいる事が考えられないです。」


おやっさん「どうせ今日の昼頃ネットみたら書いてあるんだろ?」


山田「えっ!それって犯人誰ですなんですか?」


おやっさん&店員さん「お前だよ!」
※おやっさんは山田がブログを書いている事は知っています。


山田「あっ・・・いやいや書きませんよ。」


おやっさん「絶対書くなよ!」


二郎総帥、自宅の軒下に金の延べ棒を隠す!!
※あくまでも山田の妄想です。

ごめんなさい。


おやっさん「お前どうせ俺の家とか知ってんだろ?」


山田「いえいえそんな…。○○区・・・ボソッ」


おやっさん「・・・ネットも怖いけどお前の方が怖いよ。表札にイタズラすんなよ!」


山田「きっと僕の下の名前が書いてありますよ。お父様。」




山田&社長「御馳走様でした!」


山田「また来ます!」


おやっさん「嫌だ!来なくていいよ!」



お父さん、ご馳走様でした!!




~次回予告~


宅麺取締役 野間口兼一 二郎に突撃!!

近日公開!!  乞うご期待!!





▽ラーメン二郎@三田本店情報(宅麺山田調べ)

住所:東京都港区三田2-16-4
   JR田町駅から徒歩約10分
   都営地下鉄三田駅から徒歩約8分。

電話番号:非公開

昼営業時間:大体08:30~15:00(おやっさん)
夜営業時間:大体17:00~20:00 (息子さん)

定休日:日曜・祝日(臨時休業あり)



▽ラーメン二郎三田本店 社訓

一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経

二、世のため人のため社会のため

三、Love & Peace & Togetherness

四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気

五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、
  社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ

六、ニンニク入れますか?