最近、健康食として注目され、話題になっているチアシード。

日本の食文化には往来あまりなじみのなかった食材なので、名前は聞いたことがあるけれど、実際にどういうものなのか知らない人も多いのではないでしょうか?

しかし、チアシードは栄養や良い効果が沢山ある素晴らしい食材なので、知らないでいるなんてもったいないです。

この記事では、皆さんにそんなすごいチアシードをもっと知ってもらうために、チアシードの効果・効能から種類、食べ方まで、詳しく解説しております。

そもそもチアシードって何?そんなに凄いの?

チアシードは「シード」という名前から分かるように、「」状の形をしています。

形や大きさとしてはお馴染みの「ゴマ」に近く、通常ドライな状態でパックとして売っています。

チアシードは「スーパーフード」「ミラクルフード」など呼ばれ栄養価の高い食材として世界的にもとても有名です。

どのくらい栄養価が高いのか。

具体的な例としては、「水とチアシードだけで生きていける」と言われるほどです。

その栄養価の高さがアメリカで注目され、日本でも話題になりました。

最近では、日本の大きなスーパーや、高級志向のスーパーなどではよく見かけるようになってきましたよね?

こんなスゴい栄養価を持つチアシードは、ミランダ・カーを始め、ローラさんや中村アンさん、長谷川潤さんなど世界的に活躍するモデルさんたちにも人気が高い食材です。

形状はゴマと似ていて、ドライな状態で食べると、香ばしく食感もちょっと硬めのゴマのような感じです。

しかし、水につけると、粒一つ一つが水分を吸って、周りにゼリー状の膜を作り、10倍から14倍ほどに膨れ上がります。

水を吸った状態のチアシードは、ゼリー状の膜に歯ごたえがあり、プルプルとした食感が美味しいです。

通常はこのように水につけた状態の、プルプル食感を生かして料理に使われたりなどします。

チアシードの歴史

チアシードは昔からスゴい食品として重宝されてきました。

チアシードが食べ物として使われ始めたのは、紀元前3500年のメキシコ、なんと人類で最も古い文化のひとつとされるマヤの時代から。

マヤ語では、「チア」は「力(Strength)」を意味します。チアシードがどれだけすごかったのか、そのエピソードをご紹介します。

車やその他の移動手段がなかったこの時代では、人が走って移動することで情報伝達をしていました。

この時の伝道師は、チアシードとレモン、水を混ぜた「イスキアテ」というジュースを飲んで、中央アメリカを走って横断するスタミナを保っていたそうです。

また、アステカの戦士達も、戦闘のエネルギー摂取のためにチアシードを食べていたそう。

それほど、チアシードはエネルギーの詰まった起爆剤として、昔から重宝されていたということですね。

チアシード1スプーンで、 24時間分のエネルギーが摂取できるといわれています。

このように、チアシードは昔から、「軍人にはチアシード」、「ランナーにはチアシード」と、エネルギーを使う役職を負う人たちに大切にされてきた食材なのです。

参考:http://www.ancientgrains.com/chia-seed-history-and-origin/