コロナ五類移行後、デパートでもマスクなし解禁

大学を卒業して昨年の3月末まで約1年勤めていた老舗食品メーカーでの話

コロナも五類になってみんなマスクを外していた頃、僕が当時勤めていた百貨店は五類移行から少し遅れて夏前にマスクの着用は“任意”になった。

そこで僕もマスクを外す決断をした。というのも、僕は肌荒れがありマスクをすると擦れてしまいとても痛いからである。他にもマスクしない方が表情も伝わると思い僕は早く外したかったのだ。僕はマスクを外していつも通り接客をしていた。


突然の“ご指摘”​

そんなある日、突然マスクをするように店長、先輩社員Aから言われた。先輩社員Aのお客様から“ご指摘”が入ったためだと言う。でも僕は納得いかなかった。それは別にマスクを強制されたからという理由ではない。どう考えても“ウラ”があったからだ。


​メモに残された“事実”

マスクをするように言われた1ヶ月ほど前、僕は会社の営業所に用があり行った。そこで僕の勤務先の女性店長から伝えといてくれ(改善点)を営業所にいる直属の上司Aから伝えられた。その上司はメモを見ながら僕に伝えてくれた。少し上司Aが席を外した時、たまたま机の上にあったそのメモが落ちたので僕は拾った。拾った時に少し内容を見たのだ。そこにはいくつか書かれていたが、その中に「肌荒れ マスクしない」と書かれていた。僕はこれを見た瞬間、一瞬フリーズしてしまった。真夏だったのだが何か寒気を感じた気もする。と同時に店長に対しての怒りもわいてきた。こんなことを思っていたのかと。そのメモ用紙をぐちゃぐちゃにしたかった。もしライターがあればメモ用紙ごと燃やしてしまうところだった。悲しさや怒り色んな感情がわいてきた。唯一、英断だったと思えるのはその上司Aはこのことを僕に伝えなかったことだ。さすがに言うべきではないと判断できたのだろう。で、言ったらどうなるのかも。まあメモしてしまっている時点でどうなのかとは思ったが、上司Aから見ても店長は先輩にあたるためそれは仕方ないのか。後日談だが、上司Aにこのことを聞いたことがあった。「なぜあの時取り上げなかったのか」と。上司Aはそのメモを僕が見てしまったことに驚きながら、「別に“改善点”ではないからね」と言っていた。


​肌荒れ=マスク→これがおかしい

僕の肌荒れ自体は社会人になって始まったものではない。高校生時代からの付き合いなのである。皮膚科にも何度も受診したし、もちろん波があるので悪くなる時もあれば良くなる時もある。そして、誰が思うより僕が1番気にしているのだ。コンプレックスとでもいうのだろうか。誰でもそうだろうが容姿のこと、特に良くないことを言われるのはあまり気分のいいものではないだろう。もしかしたら腹を立てる人もいるかもしれない。最近ではコンプライアンスにも厳しいのでセクハラなどとも言われてしまうだろう。その店長は肌荒れ指摘の他にも僕の容姿について何度か言ってきたことがある。『顔が大きい、モアイみたい』とか少し太っている体のことを言ってきたこともある。それ以外にも、私のバッグを汚いものを持つようにつまんで持つ、フォローもしてない僕のInstagramを見てその内容を周りの店舗の方にベラベラ喋る、お客さまもいる売り場であるのにも関わらず大きな声で叱責する、周りの方々には挨拶をするのに僕には無視をする、自分のことを棚に上げるなど言い出したらキリがないほどだ。今回の内容とは逸れるのでここまでにしておく。話を戻すが、彼女は常日頃から“容姿いじり”を僕にしていた。僕も悪かったと思う。嫌がることはせず、笑って「やめてくださいよ〜」くらいで流していたからだ。本気で嫌がればもっと違ったかもしれない。


売り上げUPのためのマスクなのか?​

ここは、あくまでも僕の考察である。僕がマスクをしないことによってお店の売り上げが下がってしまうことを恐れていたのではないかと。僕が勤めていたのは食品メーカー、しかもデパ地下店舗での販売なので当然接客も出てくる。そんな中で肌荒れしている僕が店頭に立つことでお客様が離れることを懸念していたのではないか。しかし、僕も清潔感は大切にしていたはずだ。肌荒れという大きな問題は抱えていたものの無精髭などは全くなく、爪なども常日頃からケアしていた。もちろん、食品を扱うということもありそれなりの自覚はあったからだ。ただ、デパートで働く方は女性も多く、女性に比べると劣ってしまうかもしれない。もちろん化粧などもできないし。






隣の店長から2度目の“ご指摘”​

1度目のご指摘から約半年が経ち、僕もこの会社を離れる時が近づいていたある日のことである。朝出勤した際に隣のお店の店長から「後藤くん何か香水かなんか付けてる?」と言われた。もちろん食品メーカーなのでそういうものを付けてはいけないことも知っているので付けていないし、仮に柔軟剤やシャンプーの香りだとしても少なくとも“それ”を言われた数ヶ月前くらいから同じものを使っているため突然香るようになったとは思えない。僕も「付けてないです」と言った。僕も言われたことについて気になったので別の店舗の方に「なんか匂いますかね?」と聞いたが、その方は「何も匂わんよ」と言っていた。しかし、その様子を見ていた隣の店長が私の悪口を言っているのではないかとでも思ったのか、その件以降分かるように冷たくなった。人の態度ってこんなすぐ変わるんだと不思議に思ったほどだ。またそれから少し経ち、その日は朝から夜まで私1人でお店を担当する日があった。1人だったということもあり、私は朝からマスクを外していた。そして朝の開店準備をしていた時、隣の店長がまた別の店員と話していた。その話を聞くつもりはなかったがつい聞こえてしまった。その店長は「朝電車乗った時にマスクつけてない人がいたんよー、ほんとあり得んよねー」とわざわざ大きな声で言っていた。明らかに僕に聞こえるように。それが僕に対して言っていたことではないにしても気分は良くない。ただ、それを言われたから逆にマスク外しといてやろうと思ってしまった自分もいる。これについては反省したい。実際には、その後マスクをつけずに開店を迎えた。そして開店から少し時間が経ち、その日はお客様も少なかったためお店の内側で紙袋の整理だったりをしていた。その時に隣の店長がチラチラこちらを見ながらスマホを操作しているのがわかった。明らかに心当たりがあったが、その答えはすぐにわかった。それから10分後くらいだろうか、本日は出勤しないはずの店長からLINEが来た。「マスクしてないの?絶対にしなさい」みたいな内容だったと思う。なぜ店舗にいないうちの店長が私がマスクしていないことを知っているのかと。それはもう、そういうことになるよね。


​最後に

ここまで長く綴ってきたが、まさか現代になってもこんなことがあるとは思っていなかった。昔の話ではない、2023年〜2024年の出来事である。実は、これらのことを一度会社に訴えたことがある。「どうにかしてくれないか、改善しないなら辞めることも選択肢にある」と。会社側は私の話は聞いてくれたが、改善策などはとくになく何も言ってこなかった。ベテラン店長には何も言えなかったのか。店長は勤続年数もかなり長かった。若手の僕とベテランの店長じゃそりゃ味方になってくれるわけない。どっちを大切にするかも明確である。そのうえ、入社してわかったことだが、その会社は風通しがかなり悪かった。私がSOSを上げたとて誰も聞いてくれるわけない。すぐ闇に葬られる。ほんとこんなクソみたいな会社辞めてよかったと思う。辞めたことによって苦労したこともたくさんあったし今でもある。人生めちゃくちゃにしてくれてありがとうと感謝の気持ちを伝えたいほどだ。

店長にも謝りたい

僕があなたの大好きなジャニーズみたいにイケメンじゃなくてごめんと