飯田高原、長者原の、くじゅう登山口には、
昔ここで活躍した、犬の銅像が建てられています。
平治号、秋田犬です。
 
 
平治は昭和48年頃に、九重に住み着いたのですが、
以来、登山者と共に山歩きを楽しみ。
九重の登山道すべてを覚え、ガイドしてきました。
 
 
道に迷ったり、濃霧や吹雪で立ち往生した登山者を誘導し、
無事下山させた事も一度や二度ではありません。
 
 
多くの人に称賛され、可愛がられてきた平治は、
昭和63年6月老衰のためガイドを引退、同年8月に永眠しました。
多くの登山者と共に、九重を愛した犬です。