Q、推拿ってどんな療法ですか?。
 
A、推拿(すいな)は中国固有の手技療法です。
 
推拿(すいな)は中国固有の手技療法で、漢方薬、鍼灸と並ぶ中国医学の3大治療法の一つです。唐の時代(581~917)に日本にその技術が伝わり、日本の民間療法に大きな影響を及ぼしました。
 
推拿では、「理筋」という筋肉や靭帯などを整える手技と、「整脊」という背骨や骨格を整える手技があります。
 
「理筋」は日本のあんま術に影響を与え、「整脊」は日本の整体術や整骨術に影響を与えたと言われています。
 
推拿の「推」は押す、「拿」は、つかむ を意味します。症状に応じて推(おす)、拿(つかむ)、捏(こねもむ)、按(おさえもむ)、摩(さする)、拍(たたく)などの手法を使い、皮膚・筋肉・腱・靭帯の調整、背骨骨盤・骨格の調整、経絡の調整などを行います。 
 
体全体のバランスを整えることで気や血の巡りを良くし、新陳代謝を高め、自然治癒力を増大させ、痛みの改善、内臓の不調の改善、病気の予防や健康増進、病後の回復など、様々な症状の改善に高い効果を現わします。
 
その適応範囲の広さと効果は医学的にも証明され、中国各地の中医大学や中医病院には「推拿科」が設置されています。
 
参考 推拿療法ホームページ
 
注、たくま整体では推拿はやっていません。