４月１７日（水）、栃木プチ旅２日目。曇り空で「とても不安定」との予報ですが、さて。

いつもはホテルで朝食を食べる事が多いのですが、今回は２千円近い値段で、流石に高いなーと。繁華街で駅も近く、食べられる店はたくさんあるだろうと思ったのですが・・無い。不思議なほどに無い。

JR宇都宮駅の方ならあったかも知れませんが、東武宇都宮駅の方ではパン屋さん１件しか見かけませんでした。通勤・通学の人はたくさんいるんですけどね。

名古屋のモーニング文化とか、新潟の朝ラーメン文化（←違うかも）とか、地方によって朝食の在り方って違うんですよね。こちらでは朝食を外で食べることが少ないのかも知れません（全く知りませんけど）。

さまよっている途中で立ち寄ったカトリック松が峰教会。大谷石が使われています。

ホテルの近くにある「七水」を造っている酒蔵、虎屋本店さん。このブログでも紹介しましたが、本当に繁華街のど真ん中にあります。

仕込み期間中は立ち入れず、購入もできず残念。

結局、コンビニでおにぎりとみそ汁とコーヒー買って、ホテルで食べました。

コンビニならたくさんあるのです。

チェックアウト後、まず向かったのは「井上清吉商店」さん。宇都宮市内にある酒蔵で、昨夜お店で飲んだ「澤姫」を造っています。

気になるお酒が色々あり迷いましたが、お勧めされた純米吟醸を購入。試飲した妻いわく「ワインのような感じ」だそうです。

この辺りは旧奥州街道の白沢宿だそうで、道の両側に水車が回っており、いい雰囲気でした（突き当りが井上清吉商店）。

続いて大谷エリアへ。大谷石の産地であり、奇岩群や資料館、平和観音など多くの見どころがあります。が、２度目だったこともあり、大谷寺とその周辺だけ散策。

巨岩の間にひっそりと佇むお社。危険なのか立入禁止になっていましたが、惹かれます。

大谷寺、やっぱりいいですね。ブログに「また行きたい」と書きましたが、こんなにすぐ来ることになるとは。

建物が岩に飲み込まれているように見えますが、この背後の広い洞くつの壁面に古い仏像が彫られており、それを本尊として建物を造ったんですね。

内部は撮影禁止なので、ネットからお借りします。

本尊の千手観音。平安時代に作られたもので、高さ３ｍ。風化の進み具合が歳月を感じさせます。

左手の壁面に掘られた仏像群。これも平安〜鎌倉時代に作られたもので、かなりの大きさです。

特に仏像好きではありませんが、そこに込められた想いとか、長い年月に渡って積み重ねられて来た歴史の重さを感じます。

巨岩や巨木に何かを感じて、それを祀る。そんな素朴な在り方が好き。落ち着きます。

お洒落なお店もポツポツとありました。

最後に食べたプリンソフトと、卵黄が乗った生プリン。濃厚で美味しかったです。

これにて栃木プチ旅は終了。結局雨に降られることはなかったですね。

帰ってから近所の居酒屋で飲んだのですが、日替わり地酒２種のうち１つが「七水」！　

今日酒蔵（の前）に行ったんだよな・・と思いながら、美味しく頂きました。いい旅の締めですね。

ではまた。

栃木プチ旅 後編