西国33観音、坂東33観音、秩父34観音、3つあわせて日本百観音が東京に一堂に集まると言うイベントが東京駅前のKITTEで開催され、行ってきました。

このイベントは初めての試みとのことです。

　自分としては、秩父34観音は2周し、現在坂東33観音を巡礼途中、あと3か所を残すのみ。西国は多分回り切れないと思いますが、御朱印帳は用意して３つほど回った所です。

ここは、1か所ずつお参りするからでしょうか、人数制限のため3時間ごとの予約制になっていました。前もって予約していた12時に会場に行きました。

　会場はKITTの4階のホールのロビーから大きな宴会場の中に入ると、6つの細長い路地があり、最初の路地の右側に奥に向かって西国33観音が1番から8番までのご本尊が並び、奥で折り返して左側に奥から手前に向かって9番から16番まで並んでいます。次に隣の路地の左側に17番から24番まで、右側に奥から25番から32番まで、路地にい向った正面に33番の満願札所のご本尊があります。その右隣には同じように坂東33観音のご本尊の並んだ路地が2本あり、その右隣に秩父34観音の路地が2本あります。

　各札所はご本尊が置かれ、前の台には左に小さな花瓶にお花が活けてあり線香立てとLEDのろうそく、右に各お寺の説明プレートがあります。プレートにはそれぞれのお寺のイラストが付いています。台の前には賽銭箱がありますが、100はなかなか小銭を用意できないのでは。

　前に立って拝めるように、一人が立てるような丸石が置いてあり、そこに一人ひとり上がって拝みます。案内には「お砂踏み」と書いてありましたが、特に砂があるわけではなく西国は丸石で、坂東と秩父はカーペットの色分けした丸いマークだけでした。

　ご本尊は、秩父は本当のご本尊を持ってきたようにそれぞれ違う仏像でしたが、西国はご本尊を描いたタペストリー、坂東は白木彫の同じ造りの仏像で揃っていたので、これは本当のご本尊ではないのではないかと思います。

　一つ一つのご本尊の前に上がって手を合わせ、お寺の説明とそれに添えられたイラストを見ると、行ったことがあるお寺が思い出されます。覚えていないお寺も半分くらいありますが。

　少し後ろで回っていたおじさんが大きな声ではなしていましたが、この方は全部回って、秩父は3回ほど回ったと言っているのが聞こえました。100観音のご本尊を拝むと、かなり疲れました。

　最後の所に、西国33観音を始められた徳道上人様が1300年前に閻魔大王から授かった宝印を押された起請文の掛軸がありました。ここから西国33観音がはじまり、坂東、秩父と広まったとのことでした。お坊様が説明されていました。100観音を拝み、再びロビーに出ると出口で記念満願証をいただきます。売店があり観音様の姿の下で撮影できる場所があります。売店では、特に100観音らしいお土産はあまりありませんでした。各観音様の説明書に添えられていたお寺のイラストが美術散華ということで、散華になって3300円で売っていたので買いました。せっかく100観音集まったのだから、写真集とかあるといいのに。

またあるのでしたら、期待しましょう。

■100観音in東京のチラシ

100観音の御朱印（非売品でしょう）

なぜ、長谷寺のだけがあるのか、最後にわかりました。

長谷寺に33観音を始めた徳道上人の宝印があるのですね。

このように、ひとつひとつお参りします。

この前行った、善峯寺だ。

西国はご本尊はタペストリーになっている。

西国33観音の満願札所

坂東の列。統一された白木の仏像だ

坂東の満願札所。自分はまだ行っていない。

このイラストはいい→売店で散華で買うことができた。

秩父の満願札所、水潜寺。

秩父はご本尊がばらばらなので、本当のご本尊か？

西国33観音の起請文と宝印の掛軸。

これにより100観音は始まったのだ。

ロビーで。観音様の下で撮影しましょう・・・

各お寺の説明プレートにあった、イラストが散華になって売っていました。

また、やってくれるといいですね。

日本百観音in東京