「挨拶ができる」とか「静かにできる」とか、「返事ができる」とか「言われたことを真面目にやる」だとか。


以上のことは、一般的に社会で好かれる人は当たり前にできる事ですよね。


確かに人として最低限の礼儀を身につけて、謙虚に取り組む姿勢は本当に大切だと思います。


ですが、1番上に書いたことって本当に手が掛からない人だと思うんです。


手が掛からない人って社会では好かれるんですよね。


ですが、好かれているのは手が掛からないからではないかと思ったりもします。


部下が、一般的にできて当たり前な礼儀ができていなかった時だったり、全く予想外な事を勝手に取り組んでいた時だったり、そんな時どうするでしょうか。


ここでモヤモヤするのは、部下が自分にとって都合の悪い奴だからなんだと私は思うんです。


では、部下を育てる時に都合の良い部下に育てるのでしょうか。


というのは、「挨拶ができる」とか「静かにできる」とか、「返事ができる」とか「言われたことを真面目にやる」だとかを徹底させるということです。


私は少し違うと思うんです。


先ずは、話を聞いてみる事だと思うんです。何故そうしているのかと。そこに明確な理由があれば良いと思います。


ただ、理由がなければ話は変わってきますがね。


本人が考えてやっている事をできれば上から強制したくないんです。


手間がかかるけど一緒に考える。

それが大切なように思います。


真面目で手が掛からない人を育てるより、手が掛かるけど自分で考えて決定できる人を育てたいなと思ったりします。