バタバタと駆け込むように入校した予備校。コロナの感染もまだまだ猛威を振るう中、毎日不安の中外食をするよりは…とお弁当を作ることになりました。 


 2年ぶりにお弁当を作る朝の生活。高卒認定試験や共通テストの時にはお弁当を持たせましたが、久しぶりに毎日の日課としてお弁当を作る生活。思えば息子の失踪した朝もそれに気づかず私はお弁当を作っていた。しばらくは台所に立つのも辛かった。けれど不思議となんの感情も湧かずお弁当を作りました。楽しいとも面倒くさいとも感じず、淡々とお弁当を作る朝。不思議な感覚でした。


 朝息子を起こし「行ってらっしゃい」と送り出す。あんなに取り戻したかった当たり前で普通の朝。何より日中息子の姿を見ない時間が出来たことがなんとも不思議な気持ちになりました。


 コロナ禍、裁判傍聴に行かなくなった息子。たまにゲームをやるくらいで、スマホを眺めるだけで1日が終わる。それでも日中予備校で過ごす時間が出来たことで一見かつての生活リズムを取り戻し、「もっと早く予備校に行くべきだった」と口にするようになりました。


 国語が苦手、特に古典。英語はまずまず、でも語彙不足、圧倒的に知ってる単語が少ない。数IIを取ったけどちんぷんかんぷん、考えたら文転したんだから数1だけで良かった。来月から数1だけにする。政経はクラスが6人しかいない。意外に法律関係の問題が多くて楽しい。先生とも気が合う。そんな話をしながら出だしは順調に思えました。