どうも!ダニーバグの杉本です。
MV公開やEP発売がきっかけで、
ここ最近、色んな方に話題にしてもらえる事が増えて、大変嬉しく思っています。you tubeの
再生数なども想像以上のペースで増えており、
去年では考えられないような事です。
ありがとうございます。🙇♂️🙇♂️🙇♂️
最近知ったという方のために
このタイミングで、ダニーバグというバンドについて、簡単に書いてみたいと思います。
お暇な時にでも。
まずこのバンドは、2016年夏結成されました。
同じ大学軽音サークルの1つ下の代の後輩達と。
僕は就職活動真っ只中の、大学四回生の時期でした。
(何でそんな時期に、、、笑)
初舞台は島村楽器ホットライン。
しかし結論から言うと、オリジナルメンバーで残っているのは僕1人です。笑
僕は内定を蹴り、バンド活動の継続を決めた一方、他のメンバーは次の年から始まった就職活動と、サークル内のライブとの両立の難しさ、
何よりバンド立ち上げ人である僕との熱量のギャップにより、2017年中旬には全員脱退する事になりました。
1人になった僕は当時途方に暮れ、新メンバーも集まらずもどかしい毎日が続きました。弾き語りでの活動をチャレンジした事もありましたが、ステージに立った時「自分には向いていない」と実感しました。
そんな中、サークル時代の同期から
「ライブやりたい」という連絡が来たのが忘れもしない2018年1月末。
後に聞いたところでは彼曰く、「ビレッジマンズストアのコピーを一緒にやるつもりだった」との事ですが、笑
僕はこの機会を逃すまい、と、無理やりダニーバグのメンバー引き入れの方向に話を持って行きました。それが功を奏し、彼は新メンバーとなります。
メンバーが1人決まると、とんとん拍子で残りのメンバーも決まりました。1人だった時は全く集まらなかったメンバーが、不思議なものです。
そして新体制となったダニーバグで、ライブ2回と、レコーディングを1回やりました。
(この時録ったのはMVとして公開した
「雨の日の少年」です)
2018年10月、レコーディングが終わった後、
新ベースが就職活動を理由に脱退します。
ここで、「就職活動を控えた(迎えた)現役のサークルの後輩よりも、社会人の先輩の方が安定して活動の時間が取れるのではないか」という気付きから、初の「社会人の先輩」をメンバーに加えるという発想で、なんとか無駄な時間を費やす事なく、次のステップに進む事ができました。
ちなみに、EPの「雨の日の少年」以外の収録曲は
この体制で録られたものです。
スタジオ練習とレコーディングを
2018年12月〜2019年3月にかけて行いました。
無事レコーディングが終わり、アーティスト写真の撮影も済ませ、EP製作に必要な素材など揃え始めた段階で、ダニーバグにとって大きな事件が起きました。
2019年の5月、メンバー(gt)が失踪しました。
本当に何の前触れもなく、突然連絡手段が断たれたのです。
あるゆるSNSのアカウント、また彼が大好きだったゲームのアカウントさえ消されるという徹底ぶり(?)で、(確かな情報筋から、生きているという事実だけは伝わっていますのでご安心を)
バンドの曲のアレンジ面において、非常に大きな存在だった
彼の突然の不在は、バンドに大きな絶望をもたらしました。
(my listの印象的なアウトロのギター
雨の日の少年のメインリフ等、リードギターのアレンジは、全て彼によるものです)
この停滞期に「漫画のネーム原作賞に応募した」という僕の行動で、当時いかに迷走していたかがわかりますね笑笑
僕が信頼してやまない後輩が、「サポートとしてなら」と代わりを引き受けてくれたので、大きな穴を埋める事はできたのですが、このタイミングで
メンバー間でのスケジュール調整で問題が生じ、
苦渋の決断を取る事になりました。
(平日しか時間を取る事ができなくなったdrのAと
土日しか空いていない社会人baのB)
こちらもサポートとしてバイト先の先輩がベースを引き受けてくれたので、なんとか活動継続は可能になったのですが、この体制でスタジオも入るようになった約1ヶ月後、ドラムも諸事情で替わる事になり、今に至ります。笑笑(波乱万丈過ぎる)
ミュージックビデオの撮影はこの時決まっていましたが、演奏シーンを撮影するには新ベースが入って間もない頃だった為、
3人での撮影となっています。
尚、ドラムは替わる事がこの時確定していたのと、ギターもサポートメンバーの為、本来なら
映るべきは僕1人なのですが、笑笑
「演奏シーンがある事で絶対に良いMVになる」と確信した事、
自分1人では画がもたない事、
等の理由で、(今考えるとなかなか乱暴な事をしましたが笑 何としてでも撮りたいという思いに駆られた為、後悔はしておりません)
メンバーを説き伏せるようなかたちでMVに出てもらいました。
なので、映っている2人は、あくまで「友情出演」
というようなかたちです。
現在は完全な新体制(全員サポートではありますが)で、スタジオ練習を重ね、
新曲も作っています。ライブも2/1、fireloopさんで決まりました(よかったら来てね!)
紆余曲折ありましたが、今はようやくスタートラインに立てた気持ちです。
もちろんこれからも何が起きるかわかりませんし、その都度考えないといけない事も多いと思いますが、ここまで来た以上、また
応援してくれる方が増えた以上、もう立ち止まるわけにはいかない、という気持ちが強いので
今まで以上に大胆な考えと行動で、活動を継続させようと思っています。
こんな風に考えれるようになったのは、(使い古された表現ではございますが)
応援してくれる皆さんのお陰です。
よく周りの人から「よくそんな事が続いて、諦めないで来れたな?」と言われます。
本当にそうだと思います。当然無駄にした停滞期などもあり、気分がどん底になる事も多かったですが、不思議と「辞めよう」とは思いませんでした。このご時世、こういった事を言うと叩かれそうな気はするのですが、笑笑
やっぱり「自分達の曲が1番良い」という根拠のない自信めいたものが常にあるからだと思います。
「自分達の曲が日の目を見ないのはどう考えてもおかしい」と思えてたからだと思います。
音楽的に優れてるかどうかはともかく、自分達の曲が大好きです。
音源もなく、誰からも聴かれる事のなかった時代でさえも、
「いつか絶対わかってくれる人がいる」と信じてやまなかったです。
例えば初対面の方におすすめのバンドを聞かれたら、真っ先に「ダニーバグ!!」と答えたいですし、笑
自分がもしリスナーだったら、絶対に1番のダニーバグのファンになっていると思います笑
ほぼほぼ毎日自分達の曲聴いてます笑
でも、胸を張って届けられない音楽だと
リスナーの方に失礼だと思います。
こと音楽に関しては
「つまらないものですが、、、」より
「最高の逸品です!」と渡したい人間です。
僕は聴いてくれる皆さんへの礼儀の為にも、
「不遜な態度」とも取られかねない自信を持てるだけの曲をこれからも作っていきますので、
応援どうぞよろしくお願いします。
いま作っている新曲も、早く皆さんに聴いてもらいたくて仕方がない親バカです。
以上、ダニーバグの歴史でした。雨の日の少年