先日息子達の運動会があり、
時間短縮かつ保護者1人までの中、
妻からビデオ係の命を受け観に行きました。
普段見れない息子達の姿を観るのは親として嬉しいものですね。
時代は変わったなと思っていました。
全部の学校がそうでないにせよ、
順位付けしないところもあるという意味で、罪深いことをするなと思います。
一方、息子達が通う幼稚園は、
定期的にタイムトライアルをし、
学年全員の順位が張り出されます。
もちろん運動会では全学年タイムを図り、
全体の1-3位まで表彰といったように、
ゴリゴリ差をつけてきます。
私は通っている幼稚園のように子供に競争させることは社会に出るための準備として必要なことだと思います。
もちろん勝ち負けが全てで、
勝つためには何もやっていいという考えではなく、
勝ち負けをつけることで、
その時は傷つくかもしれませんが、
そこでまた頑張ったり、
違う分野で頑張ったりする良い失敗を与えてくれるためです。
この気づきを与える良い失敗は非常に重要で、
これを経験しないまま、
さあ今から競争ですというのは残酷すぎると思います。
受験、恋愛、会社など全てにおいて競争環境にさらされる中で、
大人が自分たちのエゴのため、
子供達の競争環境を搾取するの子供達にとってマイナスなのではと思います。
競争に勝つということは、
その時、その分野において他より優位なだけであり、
称賛されることですが、
それ以上でもそれ以下でもない単なる結果にしか過ぎません。
息子達には競争の結果は過去の出来事として受け止め、
自分が何をどうしたいか考えてみなさいと言っています。
自分で何かに興味を持ち、
何をしたいか自ら考え、
それを実行できるようになって欲しいという願いからです。
そのために、良い失敗を息子達にはたくさんしてもらいたいものです。