仕事算 練習2 | 30秒で解こう!! たくちゃんのSPI講座

仕事算 練習2

仕事算の練習問題2題です。ちょっぴりヒネリが入ってますので心して解いてください。
では、こちらは制限時間1分でいってみましょうか。

【問題1】
5人ですると18日かかる仕事があります。この仕事を3人で始めて10日行った後、人数を増やして初めから
15日で仕事を終えることが出来ました。途中から増やした人数は何人ですか。
                                           A1人  B3人  C5人  D7人  
                                           E9人  F11人 G13人 H15人

【問題2】
ある水槽にA管を3本使って入れると満水になるまでに20分、B管を4本使って入れると満水になるまでに10分
かかります。この水槽にA管1本とB管1本で水を入れると、満水まで何分かかりますか。
                                           A6分  B12分 C18分 D24分
                                           E30分 F36分 G42分 H48分




!!!!!解答は出ましたか?要領よく計算できれば、ほとんど暗算で済む問題です!!!!!


【問題1】は個人の能力が区別できないタイプの仕事算です。これは1人の単位時間当たりの能力を1とおいて
考える問題です。『仕事算 練習1』の【問題2】 の類題ですね。

【解答1】

1人の1日当たりの仕事量を1とおくと
 5×18=90・・・全仕事量
まずは3人で10日仕事をしてしまうわけですから
 90-3×10=60・・・残った仕事量
これをつい15日で割って、1日あたり4人よって1人増えれば・・・と計算した人は不注意ですよ。
初めから15日ですから、残りは5日しかないのです。
 60÷5=12・・・1日にすべき仕事量
つまり
 12-3=9人増やさなければいけないのです。正解は  ですね。

【問題2】は通常の仕事算の問題ですから全体の仕事量を1としても良いし、『仕事算の解法』 にあるように時間をかけたものを全仕事量としても良いでしょう。

【解答2】
まずはA管B管それぞれの1本あたりの能力を考えなくてはなりません。そのためには1本では満水まで
どれくらいの時間がかかるかを考える必要があります。
 A管:3本で20分なのですから1本にすると能力は3分の1、よって時間は3倍の60分かかります。
 B管:4本で10分ですから、同様に1本なら4倍の40分かかります。
あとは通常の仕事算です。
 全仕事量=60×40=2400
 A管の1分あたりの能力=40  B管の1分あたりの能力=60 (時間と逆ですよ!)
ということで
 2400÷(40+60)=24分・・・D
となります。

この問題では最初に管1本あたりの能力を考える必要があるのですが、単位時間当たりの仕事が2分の1、
3分の1・・・となっていったら、かかる時間は2倍、3倍・・・となっていくことに気付けばたいして手間はかかりませんね。