金土と新宿 K'sシネマへ。見たい映画の最終日と初日。
「スローガン」は1969年のフランス映画。セルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキン。
なんともセルジュのカッコええこと!

多大な影響を受けたアーティストの一人。
音楽はもちろん、映画、ファッション、人生、死に様・・・全てがアートです。

20代の頃、少しでも近づこうと彼の吸ってたジタンを吸ってたこともありました。美味くもないのに。
形から入ります。
90年代初め頃に出てたアンソロジー的なビデオ、久々見たいなぁ~と思っても、手元にない・・。VHSのやつ。


ロビーにセルジュのコーナーありました。

ジェーンのコーナーには「メロディ・ネルソン」のジーンズのレプリカが。
そして翌日は「さすらいのレコード・コレクター~10セントの宝物」。

1920~30年代のアメリカのルーツ音楽のSP盤を、彼曰く「救っている」男のドキュメンタリー。
上映後行われるピーター・バラカン氏のトーク・イベント目当てに最初の回を狙う。が満員締め切り・・・仕方なく次の回に・・・さすがピーターさん。でも運良く次の回の客も交えてイベント開始。
レコードにまつわる思い出話の数々。自分も含めてアナログ大好きが大集合なのでしょう。
皆うなずくうなずく。

劇中流れるご機嫌なBlues、Country、Jazz、Bluegrass、Old Time、などなど。
映画館の音響で聴くSon HouseやらJimmie Rodgersの説得力。
家でレコード聴くのと全然違うものが入ってくる。
耳に焼き付き、今でもまとわりついています。
本物の音楽は最高です!

映画館の目の前にディスクユニオンが新店舗開店!
嫁ちゃん、娘ちゃんの顔がチラつく。入ったらあかん。見たらあかん。
60年代フランスと20~30年代アメリカの両文化に胸踊られたのです。