恐るべし新入幕・・・逸ノ城。
千秋楽まで優勝争いに絡んで、九月場所は最後まで久しぶりにワクワク。
しかし、横綱大関戦で見せた立ち合い変化にはがっかり。テレビにずっとブーイングしてました。
結果は白鵬の31回目優勝で千代の富士に並ぶ歴代2位。
日本人の横綱誕生はいつになるのでしょう?

九月場所が終わると来月は京都カントリードリーム週間です。
送られたきた膨大な譜面&音源と格闘します。
数字だけでチャーリー・マッコイが書いてる譜面は Nashville Number System というものです。イメージ 1
チャーリーやジョーダネアーズ(エルヴィスのコーラス・グループ)のメンバーらによって開発された超合理的譜面です。ナッシュヴィルのスタジオ・ミュージシャンの忙しさから生まれた画期的な発想です。
少しマニアックな話ですが、シンプルな曲構造ゆえ、キーに対しての関係(コード進行)を数字で表すというものです。ブルーズ・ハープは楽器の特性上、キーによって持ち替える(12個の別のキーのハープがある)ため編み出したのでしょう。コーラスも4声の関係はどのキーでも同じなのでひねり出したのでしょう。
また、セッションで急にキーが変わったりした時に、普通の譜面だったら音符やコードなど全部書き直さなければなりませんが、数字で書いてあれば、キーさえ分かれば対応できるということです。
理論を学んだクラシック科の学生でも、コードに精通したジャズ・ポピュラー科の学生達でも、なんてことはないはずですが、説明すると「?」マークが頭上に飛び交います。
自分もそうですが、とかく音楽理論はアカデミックに頭でっかち・・(なんか「アカデミック」と「頭でっかち」ライミングしてるっぽい・・)になりがちです。こんな頭やんわりな発想でもって相対音感が超敏感(いやぁ~ん)になります。
そんな名誉の殿堂&グラミー受賞者チャーリー(呼び捨てしてますが、偉いお方です)とのコンサートは、京都でのメインは12日。東京に帰ってきて13日はワークショップを行いますので、そのへんの(どのへん?)武勇伝を色々聞けることでしょう。詳しくはライブ・スケジュールを参照して下さい。14日は東京のスーパーバンドとのライブでこちらも見逃せませんよ~!